セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 92本、 演劇 70本

劇団さあもん『浪漫ヲ謡エ』 (脚本・大川朝也 演出・桜田 憐) 60点

2019-04-14 20:38:36 | 演劇遍歴

旗揚げ公演って好きだ。その劇団のふつふつとしたすべてが詰まっているからだ。ある意味その劇団の試金石でもある。

5人による過去・未来、そして不思議なその通過点をテーマとした風変わりな話である。まあ、でもどこかで見たような演劇でもある。目新しくはない。しかし5人が若いので、抑えたエネルギーも感じるし、何より新鮮である。

だが、僕から言わせると旗揚げにしては朗読劇風である。演劇で基礎的な要素であるモーションが全くない。5人ともほとんど立ちすくんでセリフを言う。時々倒れたりするが、交差するセリフも動きも全くない。

なぜなんだろうか、、。

そのためすこぶる単調である。芝居の楽しみの30%ぐらいしか感じない。あえて意図するところがあるのだろうが、僕にはこの意図とやらも分からず、怠慢なものとして感じることになった。

きつい言い方だけど、もっと勝負しようぜ!


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« オリゴ党「無と0」(作・演... | トップ | 演劇集団関奈月『銀河のかた... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

演劇遍歴」カテゴリの最新記事