小学6年生が、元祖父の刑事時代の難事件を安楽椅子ごとき発想で、次々と解決してゆくといったミステリーで、ホント超面白作品集であります。
確かに面白いけれど、でもそんな古くはない時代に、警察がそこまで無能なのか、とふと思ってしまう。そして話を聞いただけで、子供がそこまで人の情緒まで理解できるかなんて、などなど疑問も沸いてくる。
とはいえ、面白いのは確かなんだから、いちゃもん付けるのはやめて、深木の短編でも秀逸なミステリー力を持ち上げようじゃあないか。
6編の中で特に印象に残ったのは「ざしき童子は誰?(幽霊)」でしょうか。発想がやはりユニークです。
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