大阪の猛暑、寺田町を歩く。汗が飛び散る。駅から10分程度で劇場へ。ちょっと間違えたらどこに行くかわからない大変なところにある、と思う。前回は迷い迷って1時間。今回は試練が効いて問題なく到着。それにしても暑い。熱い。劇の方も篤い!!
4人のある会社員による何か不思議な演劇である。シュールで、現実的で、それでいて愚弄的で、コミカルでさえある。とにかくセリフ量が半端じゃない。2時間弱、俳優たちはこの膨大なセリフを吐き続ける。
話は全然現世的ではないので、作者の脳裏をこれでもかとオートバイが駆け巡っているかのようだ。スピード感があり、いや、あり過ぎか、途中ついていけない感もする。
でも強引にラストのあっと驚く結まで持ってゆくこの鮮やかさと、ふてぶてしさ。大した野郎だ。この劇には何かわからないが痺れるものがある。これが若さと才能というものだろう。脱帽!
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