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映画 レイトン教授と永遠の歌姫 (2009/日)(橋本昌和) 75点

2009-12-26 13:26:30 | 映画遍歴
アニメのミステリーものって、やはり面白い。漫画を読んでいる感じが十分堪能できる。この作品は意外や、子供向けでもなく、それでいてさわやかな雰囲気を残しつつ、あおぞら、恋、歌、生と死を謳っている。いい出来だ。

声からは著名な俳優陣を即思い起こせなかったが、なかでも黒一点の渡部篤郎の低音は際立っている。 ある意味、この平板とも思われるアニメに抑揚と広がりを感じさせてくれたのは彼の、あの、心地よい低音に他ならない。この作品の舞台、海の潮の香りが彼の声とともに無性に広がっていく。それだけでファンタジーだなあと思う。秀作。

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