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観賞数 2025年 映画 06本、 演劇 06本

「春の音、曇天。をつけてみる」ことのは第10回公演(深津篤史作,演出関川佑一) 80点

2010-04-07 10:44:34 | 演劇遍歴
平日の昼間公演、はじめての演劇集団ということで、全く白紙の状態で観賞したが、みんな若くてしかも出演者も多く、演劇とは何か、演劇を携わるものの悩み、強さ、弱さを2時間弱で描き切る。

思いがけない大胆な内容で、僕は大いに気に入ってしまった。やはり演劇を携わってしまった人たちの生きざまは我々一般人(観客側)にとっても大いに気になるところ。

演劇をするということは何かを捨てなければならないということ。それに生活、人生が多いに乗っかかってくる。そんな一人ひとりの演劇を志す生きざまがフィットして、咲いてはすぐ散っていく今の春の桜のようにはなやかだけれどはかなく感じられる。
そんな演劇人の心の綾が見事描かれて秀逸。素晴らしい。

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