
大好きなシリーズ。それにしても随分大森署長の在籍が長いなあと竜崎を心配しつつ、今回も一気読み。それだけダントツに面白い小説である。
短編集なのだが、竜崎の魅力は健在、そして魅力満載である。何がいいのかって、今は僕も仕事をしていないが、サラリーマン生活をしていたとき、とても人生の励みになった記憶がある。竜崎のぶれない仕事ぶりが理想的過ぎるとはいえ、素敵だ。身震いするほどだ。
今回は、でもちょっとあれほどの高官たちが、いかにもの、体たらくで、ちょっとそれはないだろうとのやり過ぎ感もあったが、短編なのでそれほど目立たず次ページを繰る。
でもやはりこのシリーズの本骨頂は長編であります。6.0をただただ待っております。
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