いかにミステリーを読んでいる吾輩でも、この4編目の「いとしい人へ」には強烈に驚かされた。伊吹にしては、この1~3編目まで少々甘いかなあと思っていたのだ。それが、4年目の途中で、また1編の最初から読み始める羽目になってしまった。
これは僕の長いミステリー人生においても初めてのこと。
すごいからくり、どんでん返しにかなり懊悩する。いや、嬉しい。面白すぎる。でも、読んでいるのは、ラストの編ではないんだよねえ、、。不思議だ、と思いながら、5編に進む。
うーん、なんと、これは純粋無垢恋愛小説ではないか!
これこそ本格ミステリーであることよ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます