ちょっと時代がかったというか古めかしさを感じる映画です。映像も凝ってなく、話も展開も普通。最近これほどナチュラルな映画も珍しいかな、と思う。
登場人物は結構多いんだけれど、ほぼ3,4人に話は絞られる。ボクシングで亡くなった父親の相手ボクサーを、当時子供だった主人公がそれほど憎むだろうか、というのがまず疑問。同じジムで練習もしていた師弟対決の試合だったのだ。余計不思議。
中村獅童も認知症の母親が気になって帰省したのだろうが、何があったのか分からないが親戚から疎外されている。でもかなり症状の進んだ母親を実際的に施設に入所させるわけでもなく母親に一人暮らしさせている。そんな描写があるだけで、彼の心情も掘り下げられることはない。
全体的に緩い感じなんだが、登場人物の心情に核がないので観客はどう感情移入していいものやら分からないまま映画は終わる。原作者浅田次郎にとらわれることなくもっと自由に自分の作品を作り上げればよかったのではないか、、。僕にとっては物足りない映画でもあるが、全体的に米子の地方の雰囲気もよく出ていて好感が持てる。
登場人物は結構多いんだけれど、ほぼ3,4人に話は絞られる。ボクシングで亡くなった父親の相手ボクサーを、当時子供だった主人公がそれほど憎むだろうか、というのがまず疑問。同じジムで練習もしていた師弟対決の試合だったのだ。余計不思議。
中村獅童も認知症の母親が気になって帰省したのだろうが、何があったのか分からないが親戚から疎外されている。でもかなり症状の進んだ母親を実際的に施設に入所させるわけでもなく母親に一人暮らしさせている。そんな描写があるだけで、彼の心情も掘り下げられることはない。
全体的に緩い感じなんだが、登場人物の心情に核がないので観客はどう感情移入していいものやら分からないまま映画は終わる。原作者浅田次郎にとらわれることなくもっと自由に自分の作品を作り上げればよかったのではないか、、。僕にとっては物足りない映画でもあるが、全体的に米子の地方の雰囲気もよく出ていて好感が持てる。
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