時間合わせに見た映画だったけど、これがそれほど【デップ】が作りたかった映画なのか、恐らく個人的な原作者へのオマージュなんだろうが、観客としては何を見るべき映画なのか分からずじまいの散漫な映画だと思いました。
とはいえ、最近役に徹して本物の顔も分からない映画が続いていたので【デップ】の内側に入りたい人(要するにファン)にしてみたら見るべき映画なんでしょう。
内容的には悪徳資本家【アーロン・エッカート】が言っていたように【デップ】だって彼らと契約を交わしていたわけで、充分同じ穴のむじななのである。本来裏切っていいわけないんだけどなあ、、なんて、そんなことまでどうでもよくなるほど思想がないんだ。
俳優的にはだんだん若い時の役柄に戻って来そうな【ジョヴァンニ・リビージ】の退廃ぶりがすさまじい。他に役がないのかねえ。
そしてそんなことより、目が覚めるほどの美人の【 アンバー・ハード】の登場はこの映画の唯一の見どころです。こんな女優を生かせないハリウッドってどうなってんのかなあ(あの『スノーホワイト』の【クリステン・スチュワート】がベストマネーメイキングなんて信じられるかい?)、とまで思ってしまう観客的には余裕いっぱいの映画でした。
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