こちらもお気に入り劇団「オリゴ党」の新作。結構好きなステージプラスでの公演。この劇場はとてつもなく狭いのだが、阿倍野の繁華街に近く便利、観劇後の散策もいつも楽しく重宝しているのである。
狭いということは役者さんとの距離が近いということであり、ホントに生身の彼らと対峙できるのである。それと、普通ある最前席の座布団とやらがないので吾輩のような年寄りにはとてもありがたい。とはいっても、今日は背もたれのない椅子ではありましたが、、。
芝居に話を戻そう。冒頭からしばらくは完全コメディ調で、これは楽しげなる劇なのかい、と思っていたら何の何の、意外や女性5人、男性3人のそれぞれの人生論議が始まるのである。まあ、大して深くはないものの、岩橋一流のさらり・生き方の術が語られる。
これがなかなか冴え渡っているのである。それぞれのパート篇は実にちょい深刻で、ちょい楽しい。これがたまらんのだ。
新しい岩橋の魅力が全開して実に生き生きした劇であった。何より、出演者全員が至極演技的に達者で観客としてとても安心できるのである。
実に充実した演劇であった。こういう劇を見た後は僕はいつもルンルン気分になる。とてもいい一日であった。
オリゴ党もあまり縁が無い劇団で約3年間700に及ぶ観劇数で昨年の『天才だって死ぬ』のみの観劇。岩橋貞典さんが作/演出なのですね。
今回も劇場でハズしました。槌谷直樹さんやよしひろ(すたんぷ)など好きな役者が出演されてましたが今年は贔屓無く棄ててるので。
6月の劇団第一主義はindependent theater 1st とのこと。初観劇楽しみです。
私は予定通り
(土)劇団21世紀枠『 さよなら海月記 2017 ver. 』
(日)Z system×神戸三宮シアター・エートーコラボ企画『キラメキ〜私はトビウオ、あなたは太陽〜』
を観劇。『キラメキ〜私はトビウオ、あなたは太陽〜』は次回は8月末~9月初めにやる由。シンクロナイズドスイミングの作品お薦めです(笑)
シアターエートーも良い劇場でした。
よしひろさんに「さん」が抜けた。。