1月30日に、蒲生町にある米丸マールという火口を紹介しましたが、その3km東に住吉池という池があります。
この池も火口なのです。
約8200年前の火山爆発でできた火口湖で、周囲3.2km、水深52mです。
この付近は、霧島のような火山地形ではありませんが、火山の跡なのですね。
現在は、下流にある水田の灌漑用水となっています。
湖畔にはキャンプ場があり、池ではブラックバス、ブルーギル、コイなどが釣れるそうです。
この時は釣り人が2~3人、糸を垂れていました。
明治10年の西南戦争のとき、付近に隠していた西郷軍の弾薬などが官軍に発見され、ことごとく池に投棄されたそうです。