鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

入来の田の神

2007-02-08 | 田の神
鹿児島にはタノカンサァ(田の神)が多く、思わないところでよく遭遇します。
これは、鹿児島市東谷山7丁目にある入来のタノカンサァです。


このタノカンサァは、頭に頭巾のようなシキ(蒸器と釜の間に敷くわら製品)を被り、右手にメシゲ、左手にスリコギを抱くように持っています。
江戸中期の1726年、このあたりに住む入来姓の人によって建てられたとされています。

この付近は宅地造成が進んでいますので、このタノカンサァは従前地より北西側に15m移動したとの石碑が横に立っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする