鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

城山

2007-05-22 | 風景
城山は、鹿児島市街地の中心にあるシラス台地で、豊かな照葉樹林が広がり、また西南戦争の最後の激戦地となったところであり、鹿児島市の自然・史跡の宝庫です。
国指定の文化財(史跡・天然記念物)になっています。


市街地から眺めた城山。
麓が鶴丸城の跡で、現在は県の歴史資料センター「黎明館」になっています(屋形造りの建物)。
黎明館の横から山の上まで自然遊歩道があります。


遊歩道を少し登ると、藩政時代の水道施設跡があります。
城山の北にある冷水というところから、トンネルで鶴丸城と城下に水を引いていた跡です。
関白近衛信輔がすずりの水に使用したことから、近衛の水と呼ばれていました。


遊歩道には、クス、マテバシイなどの広葉樹が茂り、緑のトンネルとなって、鹿児島市の中心部とは思えない閑静な雰囲気を漂わせています。


遊歩道を登りきると、城山展望台(標高107m)に着きます。
鹿児島を訪れる観光客が一度は来る、定番の桜島ビューポイントです。

展望台に着くと、桜島が噴火しました。
桜島といってもしょっちゅう噴火するわけではないので、ここで噴火に遭遇することは珍しいです。
観光客も喜んでいました。
コメント
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