2度目の観劇。前回は2019年だったかな。
音楽朗読劇、『ヴォイサリオン〜ミスタープリズナー』を観劇してきました。
朗読劇は苦手なのだけど、この舞台は別格です。
なんと言っても、山寺宏一さん、林原めぐみさん、上川隆也さんが素晴らしい。
物語にどんどん引き込まれていきます。
ロンドン塔の地下3階の牢獄に閉じ込められているエドワード(山寺宏一)。声を聞いたもの、話をしたものは操られるから、話してはいけないと言われる。そんなエドワードの牢屋番は耳の聞こえない老人。
ところが、この老人はなくなってしまう。残されたのは13歳の孫娘レス(林原めぐみ)一人。祖父が死んだことがわかると、追い出されて住む家が無くなる、ということで、祖父は生きていることを装う。
そんな中、エドワードに食事を運ぶレス。ひょんなことから会話が始まり、エドワードはレスの先生となる。
教育とは、学ぶということは、などなど、たくさんのことを教えるエドワード。
上川隆也さんは大きくなったレスからエドワードのことを聞き取る作家役。ある意味、ストーリーテラーですね。
エドワードとレスの別れの場面は、泣けてきました。
エドワードは何も悪いことはしていないのに、牢屋に入れられる。言葉を交わすと操られるという偏見。こんな理不尽なことはないと思ってしまいます。
山寺宏一さんは9役。
林原めぐみさんの落ち着いた声が本当に心地よいです。
上川隆也さんはエドワードを執拗に追い詰める役もしていましたが、ラストはレスのためにエドワードとの最後の別れを許します。
ピアノ、チェロ、バイオリン、パーカッションの演奏が、一層物語の深みを増していました。
音楽朗読劇、『ヴォイサリオン〜ミスタープリズナー』を観劇してきました。
朗読劇は苦手なのだけど、この舞台は別格です。
なんと言っても、山寺宏一さん、林原めぐみさん、上川隆也さんが素晴らしい。
物語にどんどん引き込まれていきます。
ロンドン塔の地下3階の牢獄に閉じ込められているエドワード(山寺宏一)。声を聞いたもの、話をしたものは操られるから、話してはいけないと言われる。そんなエドワードの牢屋番は耳の聞こえない老人。
ところが、この老人はなくなってしまう。残されたのは13歳の孫娘レス(林原めぐみ)一人。祖父が死んだことがわかると、追い出されて住む家が無くなる、ということで、祖父は生きていることを装う。
そんな中、エドワードに食事を運ぶレス。ひょんなことから会話が始まり、エドワードはレスの先生となる。
教育とは、学ぶということは、などなど、たくさんのことを教えるエドワード。
上川隆也さんは大きくなったレスからエドワードのことを聞き取る作家役。ある意味、ストーリーテラーですね。
エドワードとレスの別れの場面は、泣けてきました。
エドワードは何も悪いことはしていないのに、牢屋に入れられる。言葉を交わすと操られるという偏見。こんな理不尽なことはないと思ってしまいます。
山寺宏一さんは9役。
林原めぐみさんの落ち着いた声が本当に心地よいです。
上川隆也さんはエドワードを執拗に追い詰める役もしていましたが、ラストはレスのためにエドワードとの最後の別れを許します。
ピアノ、チェロ、バイオリン、パーカッションの演奏が、一層物語の深みを増していました。