ばればれだと思いますが、私の一番気になって、一番好きな俳優さんは『阿部よしつぐさん』です。
この連休は、よしつぐさんが出演する舞台「トラブルショー」を観るために、北千住に毎日通っていました(笑)3日間の通勤?ですが、結構毎日忙しかったです。
「トラブルショー」・・・コメディです。数々のトラブルを乗り越えて、舞台の初日を迎えるまでの物語です。笑いだけでなく、舞台人としての、意気込みもしっかりメッセージとして伝わってきました。いつもは表舞台だけですが、舞台裏はこんな感じなのかな?と日頃、観る事のない部分を少しでも、知る事が出来、楽しい舞台でした。
主演の脚本・演出家役の菊地さんと、演出助手のよしつぐさんの言葉のやりとりが、面白かったです。ことば遊びのようなやりとり(イメージと言えば、ダメージと答えたり)って、好きなんですよ。←これは観ている人でないと、分からないですね。
小道具を忘れて、慌てる舞台袖、極めつけは小道具を忘れたばかりに、「マッチ売りの少女」が「マッチねだりの少女」になってしまうところなんて、最高に面白かったです。←これも、観てない人にはわかりませんね。
出てくる人たちの個性が、とっても生かされ、一人ひとりがはっきり表現されている舞台でした。面白くて大笑いの場面もありつつ、舞台監督役の『舞台は脚本、役者達の共同作業で作りあげるんだ!』って、セリフが印象深かったです。共同で作りあげた物を、やり直しのきかない「生」で楽しめるって言うのが、舞台に惹かれる理由なのかもね・・・・。