ここ2週間ほど、観劇を制限していたので、今日は久しぶりに復活です。その名も『ア・ラ・カルト』
この作品は今年で18年目。私は昨年の、17年目を初めて観ました。観終わった瞬間に感じた事は、「今までの16年間を観なかった・知らなかったなんて、すご~~い損した!もったいない事した~~~!」でした・・・・・・
それほどに、楽しい舞台なのです。出演は白井晃さん・高泉淳子さん・陰山泰さん。そして、今回のゲストは、石井一孝さんでした。
ヴァイオリンの中西俊博さんを中心にしたバンドも入り、舞台は始まるのです。
レストランに訪れる、いろいろなお客さんとの会話で進行していきます。クリスマスなのに、一緒に食事をする相手がいない女性(高泉さん)が来たり、小さい夫(高泉さん)と大きな妻(白井さん)の夫婦のやりとりがあったり、クリスマスに食事に誘われて、結婚を期待する女性(高泉さん)と、全くその気はない男性(石井さん)の会話や老夫婦(白井さん・高泉さん)の言葉少ない会話などなど・・・・途中、お店のショータイムもあり、笑いと歌も聞かせ、とにかく盛りだくさんです。
そして、この舞台18年も続くだけあって、このお店にくるお客様達は生きているのです。同じ設定の夫婦が1年後、またこのレストランに来て、食事を楽しんでいるんですね~~~話がつづいているのですよ。舞台を観て、「今年もまた会えたね」って、客席の人が思えるのって面白いですよね。
なんと言っても、白井さんと高泉さんがすごい。年相応の役から、老人、子供、女性になったり、男性になったり・・・・・ほんと!楽しめる舞台です。
10分休憩はあるものの、3時間以上の舞台ですが、長さは感じません。私は昨年から始まりましたが、この時期は毎年、このお店に行って楽しみたいと思っちゃいます。
そうそう、色々なカクテルや料理も出てくるのですが、それも美味しそうです。食べたくなるから、おなかがすいている時に、観るときついものが、あるかも・・・・。