ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

レポその6

2008-04-07 21:14:40 | クラブセブン

クラブセブンのレポに戻ります。

ファンタスティック・ミュージカル『マネキンとあやつり人形』です。

初日を観終わった時に、一番印象に残った作品でした。

玉野さんが、怪しい魔術師で登場です。大きなトランク持って、中には人形が5体。デッサンする時の人形みたいな感じです。それをステージにひとつずつ置いていきます。真ん中の人形だけは、糸がついていてあやつり人形になっています。そして、タップで魔術をかけると、後ろの幕がど~~んと落ちて、左から西村さん・星奈さん・東山さん・樹里さん・原さん・よしつぐさんが並んでいます。置いてある人形と同じポーズね。

皆、人形なんです。キンコンカンコンだったかなベルが鳴ると、人形が楽しそうに動きだします。ちょうどデパートが閉店した後って感じです。東山さんだけは、あやつり人形なので、糸があって思うように動けません。他の人たちの動きを、ちょっとうらやましそうに見て、ちょっと真似をしたりします。

そんな様子に気がついたのが樹里人形。糸をはずしてあげようとするのですね。でも、はたしてそれは良い事なのか・・・・西村人形が止めたりするのですが、反対に突き放されます。そして、東山さんは自由の身になり、二人は恋に落ちるのです。二人で楽しそうにダンスをしている・・・

その時・・・・

玉野魔術師が再び登場。慌てて所定の位置に戻る人形達。でも、東山さんだけはその場に立ち尽くしていたので、強制的にもとの場所に戻される。この音がいやなんですよ

そしてふと・・・樹里人形に目を向けて、事の真相を理解した玉野魔術師は、舞台においてある本当の人形を手にして、ぐちゃぐちゃ・・・と壊してしまう。この時の音は最悪です。そこまでしなくても・・・って思いますから・・・。

樹里人形はそこで終わってしまいます。東山さんはその悲しい出来事に気がついて、自ら糸を切りそばに行こうとするのですが、歩き出してあと少しと言うところで力尽きてしまいます。

この演目のすごいところは、皆さんが完全に人形だという事。動きが本当に人形なのですよ。皆、きれいだった・・・・・

千秋楽だったかな西村さんが『いつもより動きのないダンスなのに、尋常でない汗をかいている』と言ってました。玉野さんいわく、『ストップの状態のほうが、はるかにきつくて難しい』と答えていたのが印象的でした。

玉野さんは初日に『義久のために書いた』と言っていたのですが、これも納得糸に操られているダンスに感心していました。糸と言ってもゴムだと思います。だから、ダンスで操られているのを表現するのですが、素敵だった・・・・。

衣装もちょっとずつ違うんです。よしつぐさんはショートジャケットって感じで、腹筋がしっかりみえるんです。とってもキレイでした。←はい、でました。マニアック

人形の動きでのお気に入りは、カクカク動いて止まった瞬間に、余韻でグラグラしているところ。←わかりにく~~いでも、それがより一層人形みたいに見える動きだったんです。

玉野さんは終始いや~~~な役。本人も「嫌いになった人が多いと思いますが・・・」と言っていたけど、「ほんとだよ」とつぶやいていた私です。

コメント (6)
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