ミュージカルを観てきました。
出演は、石丸幹二さん・畠中洋さん・樹里咲穂さん・マルシアさん達です。
石丸さんは某劇団を退団してから、初のミュージカルです。やはり、うたって踊っての石丸さんは、生き生きしている気がします。
ストーリーは、売れない音楽家ゴードン(石丸さん)が子ども番組に音楽を書き下ろしています。常に着ぐるみのカエルが歌い踊る楽曲の事で、頭がいっぱい。でも、曲が出てこなくて、行き詰ってしまい、ある日、原因不明のめまいと頭痛に襲われ、入院、脳手術となるわけです。はたして、彼の手術は成功するのか・・・・音楽は・・・・どうなると言う話。
正直、曲もあまり印象に残らないのだけど・・・・・石丸さんがのびのび、生き生き演じている姿を観ると嬉しくなりました。←親族の心境(笑)
石丸さんが演じるゴードンはゲイなのです。恋人が畠中さんで、なんとキスシーンもある。おいおい・・・・・なのだけど、すねたり甘えたりする石丸さんが、なんとも可愛い立派な大人の男性に、『可愛い』は褒め言葉ではないけれど、今日の役にはピッタリだと思う。石丸さんファンは必見だと思うよ。
友人である樹里さんが、『どうしていい男は、ゲイなの』と言うセリフがあるのだけど、石丸さん相手だとうなづいてしまうわ。石丸さんが倒れて、病院に運ばれて、ナースに『奥さんですか?』と聞かれる樹里さん。『そうだといいんだけど・・・・』と答える気持ちが分かるな~~~(笑)
この舞台セットもとっても面白かった。今までにない舞台の使い方でした。
円形のカーテンレールが2つあるんです。二重ってことです。もちろんカーテンがあるわけで、出演者がそのカーテンを開け閉めして、舞台の設定が変わるのです。そして、脳手術ですから、MRI検査もあるわけで、その時はそのカーテンレールの輪が光って降りてくる。その真ん中に石丸さんが立っているって具合。検査シーンを立てに観ているって感じです。面白かったな~~~。
着ぐるみのカエルちゃんも出てきます。トカゲの次にカエルグッズも集めようと思っている私は、嬉しくなりました。
つまずいても、負けそうな事があってもしっかり歩いていこうよ~~~~と言うメッセージを最後に受け取りました。