ホットジェネレーションの「POWER」を観てきました。
子ども達が100人位出演する舞台なんです。
ストーリーは簡単に言ってしまうと、独裁者に立ち向かうお話。独裁者に反発して、テロリストになってしまう、ムゲン役の阿部よしつぐさん。
暴力には暴力をでは、憎しみの連鎖だけで何もならない、残らないと訴えるネオ役の萬谷法英さん。よしつぐさんを説得するのだけど、『無抵抗で死を待てと言うのか・・・』と反論。
もし、自分だったらと置き換えてみる。独裁者でなく、たとえば、犯罪者に家族が傷つけられたら・・・・って思うと、やはりムゲン役、阿部さんの心理になると思う。憎しみの連鎖になってしまう・・・・・・。
先日観劇した「ムサシ」でも、恨みを断ち切るっていう場面があって、どこかで断ち切らないと永遠に続くのだよね。争いからは何も生まれない・・・・・まして、戦争なんて本当に愚かな行為だと思う。色々なことを考えた話だったな。
余談になるけど今日、北朝鮮が人工衛星と言う名のミサイルをとばした。すっごく戦争を一瞬だけど、身近に感じて、怖くなったよ。
今日の舞台、最後は皆のパワーって言うか、子ども達のパワーが独裁者に少しずつ変化をもたらし、良い方向で終わるんだ。
とっても重いテーマだったけど、大切な話だったと思う。
子ども達の中に、気になる子がいまして・・・・小学校6年生なのだけど、今日もものすごっく頑張っていました。ソロもあって嬉しい限りです。
でも、なんと言っても見ごたえがあるのは、彼のダンス。とってもカッコいいのです。特にヒップホップ調っていうのかな~~~?そのダンスは本当にカッコいい。
その彼だけでなく、子どもの物事に取り組む、まっすぐな視線は本当に素敵だと思う。
物語の内容とはちょっと違うけど、大勢の子ども達が頑張る姿にPOWERをもらった舞台でした。