さだまさしさんの『もう愛の唄なんて詠えない』です。
さだまさしさんって、暗いとか軟弱に思っている人が多いかもしれないけれど、実はとても強い人、男らしい人だと思います。コンサートに行くとすぐにわかるんですけどね。
コンサートに行かない人は、さだまさしさんのエッセイとか読むと、軟弱イメージは吹っ飛ぶと思いますよ←何を弁解しているのでしょうか・・・(笑)
この本も硬派な、さださんを感じられる1冊です。
タイトルの通り、もう愛の唄なんて詠えない・・・・・・日本が失くしてしまったもの失くしそうになっていることを、さださんの言葉で表現しています。5年くらい前に書かれた本なのかな?小泉首相のことがチラホラ出てきます。
大人になれば当然の事かもしれないけれど、私は政治に疎いな~~と反省。(いい歳なのにね)もっと自分の生活している国がどんな風に動いているか知らないとダメですね。そう思わせる本でもあります。
余談ですが、私は読書をしていて、気になる文章、覚えておきたい文章などチェックを入れる人です。そういう文章に出合うと付せんをつけて、読み終わってからノートに書き写します。もちろん作者とタイトルとページ数を記入してです。
この本は、付せんが今までになく多い本でもありました。