父の入院があってから、自分の予定を2回ほどキャンセルしているので、久しぶりの観劇のような気がします。
劇団新感線の『シレンとラギ』に行ってきました。
出演は藤原竜也さん・永作博美さん・古田新さん・橋本じゅんさん・北村有起哉・高橋克実さん達です。
物語は南北の政権争い、それに加えて南も北もクーデターが起きそうな危ない情勢。自国にいたって安心できない状態ね。
裏切りやら殺し合いやら殺伐とした中に、笑いもふんだんに盛り込まれていてテンポよく進んでいきます。
橋本じゅんさんの存在は大きいわ。何をしてくれるのだろう・・・と期待するけど、裏切らないよね。
暗殺者として生きて来た永作さんが、藤原さんから愛される事を受け入れようとしたのに・・・・・二人の関係がそんなこと・・・・
その苦しみ、苦悩がものすごく伝わってきました。ラストはどうなるの?と思ったら、小さいけれど明るい未来を感じる結末で良い舞台だったなぁ。
永作さんの最後のセリフ「人として・・・」、印象深いです。人として何が出来るか、問われているような気になりました。永作さん、素敵でカッコよかったな。
藤原さんもとってもカッコよかった。ちょっと色気も出てきたように思うのは私だけかな。立ち回りも素敵でした。
腰をぐっと低くして構える姿ってカッコいいですね。古田さんの立ち回り、カッコよかった~~。
3時間15分(休憩20分含)の舞台だったけど、あっという間でした。