以前書いた気になっていた本、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』。東野圭吾さんの作品ですね。
単行本なので迷ったけど、「時生」を読んだら、とても興味深く迷わず即買いです。
買って正解!!実に面白い!!ページがどんどん進む。
短編でありながら、全ての話がひとつにつながっている面白さ。
たった1日だけ、過去と現在がつながる空間ができる。1日じゃないな・・・数時間。その空間に想定外の人達が来てしまう。思いもかけないことなのだけど、これも全て想定内だったのかもしれない。
とにかく、とっても面白かった。そして、ちょっと悲しかったりもする。人と人はつながっているし、知らない間に誰かの助けになっているのかもしれない。そんな事を考える。もしも、誰もがそんな風に思って生きていたら、おだやかに過ごし平和につながるのかもしれない。
人生、生きていく事、大切にしたいと思う1冊だった。