外出先で持っていた本を読み終わってしまい、衝動買いした本です。
数日前に新聞で紹介されていて興味があった1冊でした。すっかりそんなことは忘れていたのですが、本屋でみつけた瞬間、「あっ!これ・・・」と思い出し、即買いです。
中町信さんの『模倣の殺意』。
読む進めるうちに不思議な感覚になりました。既視感があるんですね。
物語の中に、写真のトリックを崩す場面があるのですが、その写真のイメージがすぐに画像で思い浮かぶのです。
一瞬読んだ本?と思ったのですが、そうでなく2時間ドラマで観ていた・・・・・そう思います。ただ、いろいろ調べても、この本のドラマ情報がつかめなくて・・・・・絶対!!ドラマになっているとは思うのですが・・・・。そうでないと、こうもはっきり映像は出てこないですね。本当に不思議な感覚でした。
昭和48年に発行されたものの、斬新過ぎてその時代にはあまり読まれなかったようです。このたび、再び改定されじわじわと売れてきている1冊みたいなことが新聞には書かれていました。
確かに、面白いです。後半で『えっ!』『そうか!!』と納得します。『気がつかなかった~~』と、ちょっと悔しくなったりします。
帯にも書かれているように、この本のことは詳しく書けません。読む楽しみが全くなくなってしまうから~~。