ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

観劇その20(非常の人 何ぞ非常に)

2013-07-10 23:43:00 | 観劇

『非常の人 何ぞ非常に』を観てきました。

出演は佐々木蔵之介さん・岡本健一さん・小柳友さん・奥田達士さん・篠井英介さんの男性5人です。

サブタイトルが、「奇譚 平賀源内と杉田玄白」とあるように、この二人中心に話が進みます。今、読んでいる写楽の本にちょうど平賀源内さんが出てくるのです。個人的には本と舞台がシンクロしていて、予想以上に楽しむ事が出来ました。
こんな偶然ってあるんですね。

源内さんは、最後に人を殺めて投獄され、そのまま亡くなってしまうそうなのですが、この舞台はどんな風になるのかな~~と思っていたら、ある人をかばって罪人になるという設定でした。

ちなみに私の読んでいる本では、投獄されたけれど老中、田沼意次によって生き延びたのではないか・・・・なんていう解釈もありました。なぜ、人を殺めたのかは謎みたいですね。

タイトルからして、難しい物語?と思ったのですが、1幕目は笑いの連続でした。会話が面白くて、ずっとゲラゲラ笑ってました。

岡本健一さんは杉田玄白なのですが、とにかく弾けた演技なのです。今まで何度か舞台は拝見していて暗いイメージがあったのですが、この方のコメディも面白いかも・・・と思いました。私の中でちょっと印象が変わりました。

篠井英介さんと奥田達士さんは5役くらい演じます。ストーリーテラーの役割もあるのですが、篠井さんの女形はいいですね。ほんとうに何の違和感もありませんでした。

篠井さんも奥田さんも、色々な役を演じるのですが全て別人にに見えるのはさすがっ!!ですよね。

面白い舞台だったのですが、平日の夜のせいか客席が随分空いていて、もったいないなぁ~~と思いました。
この舞台、約3時間あります。平日観劇するには、ちょっと長いのかもしれないですね。
でも、分かりやすくて面白いんだけどなぁ~~。

同じ列に平田満さんがいました。ハーフパンツ姿でカッコ可愛い感じでした。

コメント (2)
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