ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

読書その20(写楽・閉じた国の幻・下)

2013-07-20 22:26:01 | 読書

写楽・下巻です。

写楽は誰?という物語。

今までに読んだ本では、写楽は隠密ではなかったかって言うのもありました。
今回は・・・・・・新しい視点です。

写楽が生きていた1794年に、はたして写楽の絵は受け入れられただろうか・・・・。今でこそ、写楽は世界でも有名であるけれど、その当時はどうだったのだろうか。知らぬ間に、写楽=歌舞伎を愛し、理解している人・・・と言うフィルターで物事をみているのかも知れない。

こんな風に違う視点から物事を考えるっていうのは、大変面白いと思いました。

で、今回のこの本のポイントは、写楽はオランダ人だったという設定。斬新だけど、それなりに納得してしまう。ありえることかもしれないって思いました。ありえないことかもしれないけれど、オランダ人が長崎出島から、江戸に参府しているという事実から導きだされる推理・・・面白いと思いました。

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