辻村深月さんの『凍りのくじら』です。
『ツナグ』を読んでから、この方の本に興味を持ちました。と言っても、これでまだ2冊目ですが・・・。
25歳の女性が、高校2年生の自分を振り返る物語です。
次は、どうなるんだろう・・・・と、どんどん物語りに惹きこまれていきます。
高校生のなんと言うか・・・・大人になりかけているけど、まだ子どもで、そんな危うい時期が、とてもよくわかります。
最後の最後に、悲しい結末なの?それは避けたいなぁ~と思ってしまったのですが、大丈夫でした。読み終えて、とっても安心しちゃいました。
ちょっとファンタジーの部分もあり、現実感もあり、この方の本はまだまだ読んでみたいなぁ~と一層強く思いました。
この物語、ドラえもんに出てくる道具がベースになっています。
私はドラえもんをそれほど真剣に見ていなかったので、へぇ~~~そんな道具もあったのね!と、思うことも多かったです。
ドラえもん・・・・実はあまり好きではなかったのですよ。と言うか・・・すぐにドラえもんに頼る、のび太に好感をもてなかったんです(笑)