本屋大賞をとった和田竜さんの『村上海賊の娘』です。
はじめのうちこそ、登場人物が頭に入らず、冒頭の人物紹介を何度も見たり、地名が出てきたら、やはり冒頭の地図を見て確認したり…で、なかなか進まなかったけど、中盤を過ぎたら面白い。
娘の名は景(きょう)。実に男まさり、怖いもの知らず。醜女だと言うけど、あの時代に受け入れてもらえなかった彫りの深い顔立ちなんだわね。現代なら美人よね。
信長の本願寺攻め、門徒達との戦になるわけだけど、切なくなってくる。
下巻がどうなるか、楽しみだわ。
景がイケメン好きっていうのも面白い。