ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

観劇9(帰ってきたマイ·ブラザー)

2023-04-08 21:22:38 | 観劇
作 マギー、演出 小林顕作の『帰ってきたマイ·ブラザー』を観劇してきました。

出演は水谷豊さん、段田安則さん、高橋克実さん、堤真一さん、池谷のぶえさん、峯村リエさん、寺脇康文さんです。

若村4兄弟、上から順に水谷さん、段田さん、高橋さん、堤さん。40年前にブラザー4として人気が出るが引退。それが令和の今、CMソングが脚光を浴び、再結成。

かつてのファン2名(池谷さんと峯村さん)も集まって、会場はうまるのか、ギャラは出るのか、ブラザー4は歌えるのか…色々な課題を乗り越えてフィナーレを迎えます。

面白かったです。
段田さんやら堤さんが、水谷さんの若い頃の真似をするですが、笑えました〜。

峯村さんのラジオパーソナリティの横須賀ペリーが、いいキャラです。多分、堤さんが笑いをこらえていました。

池谷さんと峯村さんは二役ありまして、姉妹でブラザー4のかつてのファンという設定もあります。
推しグッズを持ってくるのですが、とにかく皆さんの写真が若い!そして、やはり堤さんはカッコよかった〜

休憩なしの1時間35分の舞台って言うのも程よくて良いです。
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読書9(雪の階)

2023-04-08 14:03:32 | 読書
奥泉光さんの「雪の階」上巻です。

昭和初期の物語。
華族のお嬢様、笹宮惟佐子さんの親友が失踪する。そして心中という形で遺体が見つかる。疑問をもったお嬢様が謎解きを始めるのだけど……。

文章がなんというか、昭和初期感じでなかなか進まず、ものすごく時間がかかってしまった。軍隊のこととか天皇機関説のことなど、一つ一つ止まってしまう。

後半、若い将校が「国民などいない。戦争を通して一丸となり、一つの目標を目指し国民になるのだ」と演説するところがあるのだけど、ものすごく怖くなった。
その考えの行き着くところがどこにあるか、わかっているから。
昭和10年、確実に戦争に向かっている。
ドイツとの同盟を結ぶこと、ナチスに賛同していること、怖くてたまらない。

お嬢様の惟佐子さんはとても美しい。振り袖姿など読んでいるだけで、素晴らしいと思う。下巻では2·26事件も起きるはず、聡明なお嬢様はどう考えるのか、そして心中事件の真相はどうなるのか。下巻が楽しみ。
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