吉永南央さんの紅雲町珈琲屋こよみシリーズ9巻、「月夜の羊」です。
珈琲と雑貨のお店小蔵屋店主のお草さんの物語。
毎日の散歩を日課とするお草さんは、「たすけて」と書かれたメモ用紙を拾う。
その後、近所の住宅にポストからはみ出た郵便物、つけたままの玄関鍵を見つける。中で倒れていた高齢女性。
そこから引きこもっている息子がいることを知る。
はたして、お草さんはどう対応していくか…
今のこのご時世、近所の家に郵便物が溜まっていても親しくなければ気に留めないかもしれない…逆に気にして行動を起こす人は疎んじられる事もあるのかも。
このシリーズ10巻あるけど、(10巻は先に読んでしまった)全てを通して、冷静なお草さんに憧れる。
何が起きてもブレずに今ある事をしっかり見つめて対処する。
こういうおばあちゃんになりたいものです。
今年の読書目標は40冊、すでに半月過ぎたけど…⤵