日本フィルハーモニー交響楽団の『シンフォニック・エンタテイメント』に出かけてきました。
渡辺俊幸さんが指揮・プロデュースで、ゲストが矢野顕子さん。
このシリーズ、今回が2回目。ちなみに、1回目のゲストは平原綾香さんでした。
渡辺さんはオーケストラの音楽をもっと身近に感じて欲しいと、思っている方なので、選曲がとても分かりやすく、クラシック素人の私でもとっても馴染めるんです。
今回の選曲は、前回の続きでアレンジの妙と言うコーナーがありまして、『もしもショパンが映画音楽だったら』と『ビートルズメドレー』でした。
ショパンの曲を、男女の出合いから楽しさ、そして相手を亡くした悲しみ、それでも立ち直って生きるというイメージで聴かせてくれました。
ビートルズメドレーの初めに『The winding road』が流れたのは嬉しかったな~。私、大好きなんです。
クラシックからは、ラヴェルの『亡き王女のためのパヴァーヌ』を聴きました。渡辺さんがいろいろ曲にまつわる話をしてくれるので、一層親しめます。
第2部での矢野さんは『ひとつだけ』『マイ・ロマンス』『中央線』『へびの泣く夜』の4曲。渡辺さんと矢野さんは、なんと・・・・高校の同級生だそうです。だから、高校時代のお互いの話が出てきたりでトークも楽しかったです。何よりも、いつも穏やかにお話する渡辺さんの人柄が出て、ほんわかした気分になるのですよ。
矢野さんの歌を生で聴くのは初めてですが、歌が可愛い~~と言う印象を受けました。
渡辺さん曰く、「矢野さんは体の1部がピアノになっている。」とか・・・その証拠に毎回演奏がかわるんだそうです。
ご本人も、ピアノに楽譜は置かず歌詞だけ書いた紙を置き、好きに演奏するんだそうです。
こんな話を聞いた瞬間、天才~~~と思っちゃいました。
矢野さんと言えば、甘い感じの歌声ばかりと思ったのですが、『マイ・ロマンス』では素敵なジャズの雰囲気に・・・・。この方にもっとジャズナンバーを歌って欲しいと思いました。
写真はさだまさしさんから届いたお花と、終了後お茶をした時に食べた「白桃のタルト」。美味しかった~~~です。
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