観劇その43（渇いた太陽）

浅丘ルリ子さんと上川隆也さんの『渇いた太陽』を観てきました。


浅丘さんって、おいくつなのかしら…。手と首は年齢を隠せないなぁ～と思いつつ、声は出ているしスゴイなぁと思いました。


上川さんは髪を染め、たぶんカラーコンタクトも入れてチャンスという役を演じていました。

後半で客席に降りて真横に立たれた時は、ドキドキしましたよ。白いシャツがお似合いだったな。

ストーリーは過去の栄光がある大女優（浅丘さん）が、久しぶりに映画に出演しカムバック出来るか。
その心の葛藤があり、薬や酒におぼれてしまう。


上川さんは成功が欲しくてたまらない。成功して自分を追い出した町の人々を見返したい。
そんな気持ちで浅丘さんを利用しようとする。


故郷にいる元カノさんの存在も気になる。この元カノさんは権力者の娘。町を追い出されたのも元カノさんが関わっている。


権力者を崇拝している町の人々。だから権力者に逆らう人々を消そうとする。

まだ人種差別が残っていた時代。ラストは、怖かった。なんか嫌な物を飲み込んでしまった感じ。

やはり、ハッピーエンドがいいな。重かった。