『僕の時間の深呼吸~21世紀の彼方の時間にいる君へ~』を観てきました。
出演は高泉淳子さん・新谷真弓さん・山本光洋さん・湯澤幸一郎さん達です。
20年くらい前の作品の再演になるのかな?高泉さんのエッセイ・・・本を読んだときに、この舞台のことが書いてあり、あ~~観て見たいと思ったので、今回はとても嬉しかったです。
読売新聞にもこの舞台のことが掲載されていましたね。
高泉さんの作品は、一種独特の世界観があって、ちょっと理解できない不思議な感覚なんです。今回も、そうでした。でも高泉さんが「不思議の国のアリス」が大好きで、それをベースにしている舞台と思えば分かりやすいかも・・・・。
知る人ぞ知る『山田のぼるくん』が登場します。主人公です。高泉さんが演じるわけですが、みごとに少年です。ちょっと理屈っぽい少年です(笑)
のぼる少年は、次々不思議な体験をします。
突然たくさんのコックさんが出てきて、オムライスを作ってくれるのはいいけれど、結局食べられなかったり・・・・・
わけのわからない時計屋さんで、大きな時計を持たされたり・・・・
映画館や病院や、図書館や遊園地など、とにかくいろいろなシーンがあるわけです。
ラスト近くではのぼる少年は、定年を迎えて退職の挨拶をします。
ふと、人間の一生はあっと言う間だな~~と感じさせられます。
セリフの中に、ちょっと親父ギャグみたいなものも入り、ふふふ・・・と笑えました。
宴もたけなわですが・・・→宴も高輪プリンスホテル・・・・
バカバカしいですが、どこかで使ってみたい心境に・・・・(笑)
高泉さんは小学生の、のぼる少年から、一瞬のうちに退職する老人に変わります。舞台上で衣装を変えた瞬間に老人なんです。
一瞬の間での演技、すごいなぁ~~と感じました。
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