塩田武士さんの「罪の声」です。
小栗旬さんと星野源さんで映画化ってことで、すぐに買ったものの、なかなか読まず…そろそろ映画が始まりそう!と思って読み始めました。
実際に起きたグリコ、森永事件のお話です。
脅迫に使われた子どもの声のテープを自宅で発見したときに、この声は幼い頃の自分の声ではないかと気がつくテーラーを営む男性。
そこから独自の調査を始める。
幼かったとはいえ、犯罪に加担していたら…
今の大事な家族に迷惑がかかると言う葛藤を抱えながらの真実の行方は…。
一方、未解決事件を調査すると言う仕事に携わる新聞記者。
この二人が同時に調査を進めていく。
どこでこの二人が繋がるのかも気になるところでした。
ほとんど史実に基づいてとある通り、とてもリアルな小説です。
脅迫テープの子どもの声は一人ではなかった。
明らかに事件に携わった子どもの末路が切なかった。
大人に振り回され、苦しい人生。
最後にわずかながらも、光が見えた事に救いを感じました。
小説の中では犯人が見つかるのだけど、その動機は肯定できないものです。背景に学生運動にまつわることがあり、事件の時には反社会的勢力も絡んできます。
現実は未解決ですから、真実はどこに?ですが、とても興味深く読むことが出来ました。
小栗旬さんと星野源さんで映画化ってことで、すぐに買ったものの、なかなか読まず…そろそろ映画が始まりそう!と思って読み始めました。
実際に起きたグリコ、森永事件のお話です。
脅迫に使われた子どもの声のテープを自宅で発見したときに、この声は幼い頃の自分の声ではないかと気がつくテーラーを営む男性。
そこから独自の調査を始める。
幼かったとはいえ、犯罪に加担していたら…
今の大事な家族に迷惑がかかると言う葛藤を抱えながらの真実の行方は…。
一方、未解決事件を調査すると言う仕事に携わる新聞記者。
この二人が同時に調査を進めていく。
どこでこの二人が繋がるのかも気になるところでした。
ほとんど史実に基づいてとある通り、とてもリアルな小説です。
脅迫テープの子どもの声は一人ではなかった。
明らかに事件に携わった子どもの末路が切なかった。
大人に振り回され、苦しい人生。
最後にわずかながらも、光が見えた事に救いを感じました。
小説の中では犯人が見つかるのだけど、その動機は肯定できないものです。背景に学生運動にまつわることがあり、事件の時には反社会的勢力も絡んできます。
現実は未解決ですから、真実はどこに?ですが、とても興味深く読むことが出来ました。
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