「反面教師」
悪い面の見本で、それを見るとそうなってはいけないと教えられる人や事例のこと。それを見ることで、反省の材料となるような人や事例。その言行が、そうしてはいけないという反対の面から、人を教育するのに役立つのでいう。
「新明解四字熟語辞典」より(実際には寓先生からの孫引き(゚∀゚)アヒャ)
この定義からすると、今年の我が韓国旅行はまさしくその典型と言えるだろう。すなわち、旅行版「失敗の本質」として後世の歴史家たちの澪標とせんがため、ここにその全貌を記録するものである。
そもそもの始まりは、五島列島への遠征計画であった。長崎は10回以上訪れているが、未だ五島に足を踏み入れたことはなく、折しも日本人の無宗教に関連してキリスト教排撃のことを調べている時分でもあったので、この機会に隠れキリシタンが聖地を訪れようと思った次第である。しかしそれだけでは2泊程度で終わるため、併せて周囲の景勝地も踏破せんと考えた時、長崎はもちろん、佐賀にも福岡にも特段心惹かれる場所はなく、まして熊本ではただの帰省にしかならぬ。となれば、いっそ海外を訪れるに如くはなしと韓国に白羽の矢が立ったわけだ。
この起案はすでにGW了前段階でなされていたが、8月の休暇期間が若干不透明で、また具体的経路を思案しているうち7月へと入り、そこで空路を調べた時に思いのほか煩わしいことが判明。しかも、主要なホテルは予約が埋まっているようだ。そこで出した結論は・・・韓国旅行のみ残し、余剰の日程をどうするかは直前に決めれば良し。そう結論を出し、7月も終わり近くになった頃に、ようやく韓国旅行→熊本帰省と計画を固めるに到った。その時の計画書こそ、冒頭のレシートである。
おわかりいただけただろうか?そこかしこに見えるワードが何を意味するかは読者諸兄の想像にお任せするが、これが8/9、すなわち旅行前日の状況であった。
では次回、かようなアドホックそのものである旅行がどのような経過を辿ったか、引き続き報告していくこととしたい。
アナリシス:情報収集なき計画は破滅の第一歩
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