神域から神域へ

2018-05-09 12:15:18 | 東北旅行

白神山地を出て不老不死温泉に浸かった後、その場で予約をした青森駅前のホテルに向かった(目指すは下北半島の恐山)。

 

もうすでに外は暗く、景色を見ながらのんびりと・・・という風情ではなくなっている。秋~冬で旅行に行かないのは、その時期にまとまった休みを取りにくいのもさることながら、景色を楽しむ時間が減るのが勿体ないと感じるからである(まあそれでも今年=2015年は日月休みという珍しい状況のため、10月に東北遠征を行うことにしたのだけど。ちなみにホテルの予約をせずに北伐を敢行した理由は、シーズンオフだし日曜夜なのでどうせどっか空いてるやろという考えだったと記憶している)。

 

旅行をしていて思うのだけど、(ガソリンスタンドは言うまでもないとして)本当にコンビニとドラッグストアは生命線(不可欠な補給基地)である。こういった場所で休憩・水分補給・トイレ・仮眠ができなければ、長距離ドライブはまさしく死出の旅(大げさw)となっていたであろう。

 

今回もドラッグストアの駐車場で小休止していたのだけど、その時に車中で頭の中をリフレーンしていた「そんなヒロシに騙されて」の歌詞を思い出していた。この歌を聞いたのがいつだったのかもう覚えていないが、少なくとも最初の頃からこれが失恋を歌ったものだと考えていた。「ヒロシにだまされ渚にたたずむ」、「恋の行方はメランコリー」、「愛が消えてく横須賀に」とあるのだからまあ自然な解釈だろう。しかし、二番の歌詞をよく吟味してみると、それも怪しくなってくる。「二人の仲は永遠だもの」、「だから彼氏に伝えて口づけだけを待っている」といったリリックは、明らかに失恋の内容には相応しくないからだ。とすると可能性は

1.実は失恋の歌ではない

2.1番と2番は別人の話
(2番にヒロシという固有名詞は出てこないので別の男?あるいは歌われている主体=女が別人という可能性もある)

3.2番と1番の時間軸が逆転している

というあたりか。ただ、2は「二人の仲は永遠」・「ジュークボックス鳴り続けてる」という2番の歌詞の冒頭からは連続性が印象付けられるため、解釈としてはちょと厳しい。まあ「さわやか会社員」みたいに実はそれっぽいキャッチ―なフレーズ(それこそ「サイケな夏」みたいなもの)をはめ込んでいるだけ、という可能性もあるのだけど。

 

3の解釈は一応辻褄は合うけど、ちょっと根拠が薄いなあ・・・まあ題名と1番が先にできちゃって2番は付け足しみたいにつくったので、実は整合性って何それ美味いの?な可能性もある。一応情感を高める方向に妄想すると、一番は「ヒロシに告られたけど実はヒロシがナンパ野郎だってわかってめっちゃ不安な私」、間奏部分は「私の心をこんなに不安にさせて許せない」、2番は「でもヒロシのことがいっぱいちゅきな感情はやっぱ変わらないので、遊びじゃない証拠を見せてほしい」ってところか。

 

・・・まあこんな益体もないことをダラダラ考えられるのも個室空間で長時間いられるドライブの特権よの(゚∀゚)アヒャなどと考えながら再び車を走らせるのであった。


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