島後を銚子ダム→御客神社→玉若酢命神社と南下してきて、西郷港にいたる。
昨日船で来た際はもう日没だったし、車でそのままゲストハウスに移動したんでほとんど周りの景色を気にする暇もなかったが、なるほど、こういう感じなのね。
うむ、実にありふれた港町って感じ(・∀・)そういう「凡庸さ」みたいなものが、離島にエキゾチックさを求めた八雲先生のお気に召さなかったかもしれんねw
ある意味西郷港のランドマークとも言える、隠岐ビューポイントホテル。名前がドストレートやなあw
平和だねえ・・・まあ少し裏道に入るとスナックとかもあるし、ちょっと深堀りすればあれこれアナーキーなものやレトロなものが発見できるのかもしれないが、今日は島後周遊ということで時間がないのでサクっと切り上げる・・・と思っていたのか( 。∀ ゜)!
実は橋の上から微妙に神社らしきものが見えたので、ちょっと路地裏散歩がてら探索してみる。
公園を抜けると、そこは巨木に囲まれた神社だった・・・
鳥居や囲いこそ新しいが、木々の大きさがその歴史の長さを感じさせる。
このあたり、建造物が整備されてこそいるが、古神道の様相を残す大山神社・岩倉神社・御客神社と成り立ちは似ているのかもしれない。
この社殿の裏山は古墳とも言われており、雄大な自然とともに祀られていた存在が、神社の形をとるようになった、というのが正確なのかもしれない(ただし神社の成り立ちに関する詳細は不明)。
ただ、ぱっと見では巨木や裏山が目立ちはするが、名前の由来的には水関連の神社であり(ただし昔からその名だったかは不明)、どうも海賊を恐れて安全航海の祈願として祀られた(場所こそ違うが藤原純友の乱などが想起される)といった説もあるらしい。
うーむ、この巨木に囲まれた神社からのどかな町並みを見ていると、不思議な感慨を覚えるなあ・・・あたかも町を見守っているような、というかね。
まあそういう風にして、郷社たる水祖神社は町とともに歴史を歩んできたんだろう。
ということで、ここでも偶然神社の多様な形態を見ることになったが、次は趣向を変えて海岸沿いを走ってみることにしますかね。
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