ローソク島展望台を見学後、周遊の疲れを癒すため温泉へ

2024-12-23 17:39:33 | 離島旅行

 

 

隠岐北部の水若酢神社郷土館を見学した後、最後の目的地ローソク島展望台へ。

 

これで島後を無事一周したことになる。山中での脱☆輪はどうしたって?何の事を言ってるかわからないなあ・・・( 。∀ ゜)

 

ちなみにルートを書いておくと、朝に五箇の伊勢命神社を見学したのを皮切りに、北端の白島海岸東部の春日神社ときて、一度内陸に入って山中の神社やダムを見た。そこから南下して玉若酢命神社宝物殿見学の後に南の西郷港へ到達。そこから西南部の舟小屋を訪れ、一度(なぜか)内陸に入って壇鏡神社と滝を見学し、また海岸に出て那久岬油井の浜、さらに北上して水若酢神社&郷土館という概ね時計回りに近い道のりとなっている。

 

昨日、港からゲストハウスの道中にある(まあ一度ゲストハウスに着いてから買いに戻ったんだが)スーパーコメリで買ったパーティーセットは、

 

 

 

 

 

 

今やワイのエネルギーとしてほぼ消費され尽くし、その旅とともに役割を終えようとしていますよと(・∀・)まあこいつのお蔭でノンストップ周遊が可能になったわけだから、感謝せねばなるまひて。

 

 

 

 

少しづつ夕闇が空を浸食しつつある時間帯に、ちょっとまったり海岸を眺める。

 

 

 

 

強烈な夕陽に照らされた景色を見ると、あまりの美しさで他に目がいかなくなるが、今はそこまで橙が世界を支配してるわけではないので、少し色づき始めた碧を鑑賞しながら、時間の変化に身を任せる。

 

 

 

 

平和だねえ・・・

 

あ、でもそろそろ移動しないと次の場所で入館できなくなるわ。

 

ほなこの辺で・・・

 

 

 

 

海岸から少し内陸に入ると、こんな景色が広がっている。

 

 

 

 

このような道に寝転がって一日中ボヘーっとしてたい・・・五島の福江島とか色々な場所を思い出すなあ・・・

 

 

 

 

はい、これが本当の終着点でおます。

 

てかどう見ても昭和時代のラブホか風俗ですねありがとうございました🤣

 

 

 

 

健康ランド(意味深)wゲストハウスはシャワーこそあるけど、旅の疲れをゆっくり取りたかったので、温泉に浸かるためにここにきましたよと。

 

ちなみに二階が欲情もとい浴場になっていているが、大きなロッカールームもついていて、そこに荷物を入れて入浴するスタイルだが、この規模感と実際人がそれなりにいる様子を見ると、地元の方に愛用されているんだろうなという印象を受けた(まあそうじゃなければオフシーズンで倒産してるだろから、ビジネスモデル的に当たり前っちゃ当たり前なんだろうが)。

 

なお、脱衣→入浴の後でしばらく涼んで、折角なのでともう一度風呂に入り、それも終えて本格的にボヘーっとしていたところ、島民らしき人に話しかけられ、「どうですか隠岐は?」と聞かれたので、「大変素晴らしい場所ですね」と答えたら、「住んでいたらそんなにいいもんじゃないですよ~」と言われ、「まあそりゃそうですよね」と反応するしかなかった。自分は観光客として都合のいいとこしか見なくて済むから好き勝手言える訳で、地元に根を下ろして色々なしがらみにとらわれたらそうはいかねえよ、と。

 

停年の後で田舎に移住する人間が大抵見落とすところってそこだ。つまり、「都市民から見た田舎への慕情」のままで、移住をキメてしまうわけで、「隣の芝生は青い」じゃないけど、ユートピアなんてどこにも存在しない前提で(ちなみにヘルは割とどこでもある模様😇)、その場所を構成するプラス・マイナス両方の要素を見ていく必要がある。

 

ちなみに、そのしがらみを嫌ったら、地方であればあるほど生活が困難なんだよね。田植えとか祭事etc...て感じで。だから古い仕組みとかが残るんで、それと仕事の減少が相まって、地方を嫌う特に若年層がどんどん都市部に出ていくわけだけど(それは当然少子高齢化・過疎化につながる)。もちろん地域差はあるが、これがごく大雑把な地方衰退の構造である。

 

一次産業や二次産業従事者の割合が縮小していく成熟社会では、愛知のような例外を別にすると、地方で持続性がある仕事は地場産業や観光業くらいしかないんで、仕事という観点でも都市部に一極集中が起きがちなのは、避けがたいことではある。コロナ禍を通じてリモートワークが普及するかに思われたし、それなら今述べたような現象の歯止めとなる可能性もあったが、結局そのようなワークスタイルの転換は一部の会社や業種にとどまり、「従業員の管理」という側面も含め昔ながらの勤務形態が残存している以上、人が多い=会社も多い=働き口も多い都市部に人が集中し続けるのは必然的なことと言える(この合理的選択を背景とした動きに掉さそうと思うなら、構造転換に向けた相応の仕組みを作った上で、それを教育や広報などで周知していくことが大前提となる。それもなしに地方への滞留を称揚するのは、単なる「やりがい搾取」的な意味合いしか持たないのである)。

 

 

 

 

なんてことを会話の後でまったり考えてたら、外ではもう夜の帳が世界を包み込もうとしていた。

 

うーん、まっすぐに伸びた道が俺の好奇心をそそるぜ。

 

もし今の自分がひとっ風呂浴びてチルい感じになってなかったら、そして明日以降来る台風の動きに備えてあれこれ新幹線の予定を変える必要もなかったら、きっとこのまま道を歩き出していたことだろう。

 

 

 

 

暮れゆく景色を改めて撮影。

 

さあて、それじゃあゲストハウスに戻るとしますかね。


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