お気に入りVtuber急増中:犬山たまき・伊東ライフ・花畑チャイカ・郡道美鈴

2020-08-18 17:45:00 | Vtuber関連

(素っ気ない女性の声で) 18歳未満の方はご利用いただけません・・・

 

以前私は「文明はシーメールより始まる」と喝破したことがあるが、それにもかかわらず「男の娘Vtuber」犬山たまきを知らなかったというのは、エジプトを知らずに文明を語るがごとき愚行であったと反省している。

 

 

今見ているのは対談だけだが、根回しを前提にした「プロレス」も含めて、相手のキャラを引き出すのが上手いと感じる(自分が汚れ役を演じることも含めて)。対談の際に「生みの親」&演者である佃煮のりおを「やり手のキャリアウーマン」と(確か)しぐれういが言っていたが、Vtuber事務所である「のりプロ」の経営者であることからしても、実際その通りなのだろう。

というわけで、いつものヤツを。「男でもいい!避妊するから!!!」はい、ありがとうございました。

 

 

次に紹介するのは郡道美鈴。

 

 

声や話し方含め、ワイの嗜好にドストライクすぎてやべえ・・・どれくらいストライクかというと

 

 

これもんですわ。「自分がSかMかなんてわからへん」、そう思っていた時期が自分にもありました。しかし、これはドM確定ってことやねwwwムックのMはドMのM、はっきりわかんだね(錯乱)。

ちなみに、犬山たまきとの対談で述べていたVtuber的なアバターが今後どんどん一般化していくのではないか、という予測については自分も同感だ。そもそも生身の人間に対する期待値が下がる一方で人工知能が発達していけば、「生身の人間と時間を共有する」という行為の価値もどんどん低下していくことが考えられる。それと併せて、多様な他者と向き合うこともせず、自己の複雑性をプレゼンすることも厭われる「キャラ的人間関係」の中では、アバターを通じてコミュニケーションする方がよほど実態に合っている(合理的)と言えるからだ。

 

 

次は花畑チャイカ。

 

 

もうサムネだけでなんじゃこりゃあと驚いたんだが、サムネ通りのアグレッシブファイターでおましたwまあそういう驚きも、「にじさんじ」っていうグループをよく知らんかったからで、他にもタイプは違えどdangerousな人々はいるやうだ。まあしかし、ホロライブにはこれらを余裕で超えるフリーザ級の夏色うわなにするやめ・・・

 

 

最後に紹介するのは伊東ライフ。エロマイスターとして有名な彼がVtuberやっていると知ったのはクリムゾンと水龍敬の対談でだが、実際に話を聞いてみたら、これがまたおもしろいことおもしろいこと。

 

 

 

その理由は三つあって、一つは、ビッテンフェルト並の退くことを知らぬエロ話。二つ目は極めて話が論理的(構造的・説明的)でわかりやすい。そして三つ目は、声がゴロリみたいだってことだw「NG無しのエロ話を系統だてて語るゴロリ」とか、もうその時点で反則ですやん(まあだからなのか、普通に下ネタを喋っているのに、カラっとしているのでイヤらしい感じがしない)w

ちなみにこれが最も端的に表れているのが、今まで見た中では「やりすぎV伝説」での語りでだろう。状況や患部の説明がいちいち具体的・構造的で、まるで医者に診断結果を聞いているみたいな気分になるwだから、アホな話なのに論理的・説明的なギャップで笑える一方、全く怖い感じがしないという稀有な仕上がりとなっていると言えよう。

最後に少しだけ真面目な話をすると、伊東ライフの話を聞いていて再認識するのは、これからの社会に必要なのはまさにこういう発想力と発信力である、ということだ。

「今の仕事の多くがAIに取って代わられるかもしれない」、「労働時間が今よりずっと短くなる可能性がある」といった予測、あるいは副業を認めるトレンドや子どものなりたい職業の一位がVtuberになったという話を聞いたことがある人も少なくないだろう。

要するに社会の変化が加速して企業の離合集散や働き方の変化が否応なしに生じる中で、企業への所属の仕方も労働やその「価値」も変化してくるわけで、伊東ライフが語るような自分の価値の作り方とその売り込み方を考えない・実践できない人間は、commodity化が進む労働の中でアンダークラスにどんどん墜落していかざるをえないだろう。

少し話は逸れるが、前に書いたフルプライスのエロゲーなんざ今日日オワコンだという話についても、対談ではエロゲー業界の緩やかで着実な衰退として言及されている。そもそも無料のエロ動画がネットに大量に出回っている状況で、それでもお金を払ってコンテンツを買うということが、どれだけハードルの高い行為なのか、製作者サイドはよく考えなければならない(これは映画館での上映や本の購入についても同じことが言える→『世界の辺境とハードボイルド室町時代』の返信コメントで触れたこともこれに関連。これまでの歴史を見る限り、お金に余裕がなければ「文化」は発達しないのである)。まして少子高齢化で予想される日本の経済的衰退を思えば、日本人の購買力はどんどん下がっていくので、お金を払ってもらう難易度は日々上がり続けている。まあその点は、海外勢にどう購買層を広げるかという話にもなってくるだろう(だからホロライブも海外進出に力を入れてるわけだしね)。

まあこの点に関しては、人口の少なさのために早くから海外市場を見据えていた韓国の売り込み方などを参考にしつつ生き残りをかけて動いていかないと、エネルギー資源を輸入に頼らざるをえないがゆえに江戸時代みたいな「鎖国」なんて妄想以外の何物でもない現代日本に衰退以外の選択肢はないだろう。

 

とか何とかシビアな話をしたところで、今回は終わりとしたい。


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