いい企画ダナー・・・あ、どうもカラヤン伯です。元友特集、非常に感慨深いですね。「去る者は日々に疎し」的に自然解消するものもあれば、ささいな事がきっかけでの決裂したり、重大な転機があったりと様々な形で疎遠になる人との関係。それは、ほとんど誰もが経験のあることではないだろうかと思う。
個人的には、実はあまりそういう経験がない。仲良くしていた友人は、ここのブログで登場するのでもウエッキー、ケンシロウ、近藤無用、きくちんといった小1からの腐れ縁組、同じく小学時代から知り合い(だがよく話すようになったのは大学以降)のしおみ、中学からの友人であるN島、pokosuke、T君などなど・・・と今でも関係性が続いている人ばかり。しかしそれでも一人、引っ越しをきっかけに疎遠になった友人がいる。
小学5年生の時に福岡から引っ越してきた彼は寺崎という名字だったため「寺さん」と呼ばれるようになった。人見知りで緊張しいのためか強張った肩と、なぜか上級生にはタメ口で挑発的なことを話しかけて反発を受ける(しかもそれを変えない)という謎のアグレッシブさを同居させる人物だった(今思えばだが、母子家庭だったので、父親的なもの≒年上の男性に対する反感のようなものが彼にはあったのかもしれない)。
そこから、どういうきっかけかは全く覚えていないが、彼とは当時流行っていたスーファミネタやエロネタで大盛り上がりし、ちょっと遠回りのルートで一緒に帰るも話が終わらず、家に上がり込んでそのまま夜7時くらいまで入り浸り、そこからようやく帰宅するのが常となった(「マリオカート」や「初代熱血硬派くにおくん」、「キャプテン翼Ⅲ」が流行っており、ノコノコ使いの彼に全く勝てなかったこと、「危ない運転」をやりながらゲラゲラ笑っていたこと、ミハエルの物まねをしていたことをよく覚えている。なお、当時最強のエロネタは「ライバル」というボクシング漫画であったが、その後は偶然エロゲーを知ることになり、一般の漫画はお子様ランチのように思えてしばらくエロ目的では触れないことになる)。そのひどさは母親と喧嘩し、プチ家出(という名の3時間放浪レベルw)するほどであった。まあこれも今思えばご飯の支度とかあるだろうからそりゃあ親的にも連絡なしでほぼ毎日遅く帰られたら困るわなあと反省する次第だが、当時は体育倉庫から「ワイは男やー!!」とシャウトしながら飛び降りる謎の遊びに集団で興じるなど様々なものを持て余しており、若さゆえの過ちだったと許していただきたいところだ(・∀・)
さて、そうやって蜜月の中にあった寺さんとの関係も、彼が中学に上がる前に母親の仕事の関係でまた福岡へ引っ越すことになり終わりを告げた。当時はSNSはもちろんのこと携帯電話もなかったので定期的に連絡を取り合うこともなかったが(ちなみに私は超が付くほどの筆不精なので、手紙なんぞ生まれてこの方書いたことがありません)、その意味では福岡から母親と一緒に一度だけ自宅に遊びに来たのはなかば奇跡的だったのかもしれない。
それ以降彼とは全く会っていないが、今頃どうしてるんだろうか?中高と別だったウエッキーと偶然再会したように(と言っても彼から大学のPCづてでメールが来たのだが)、もしかすると理系が得意だったアイツは理工学部に入学していて・・・とか勝手な妄想をしたものだが、実際今彼がどうしているのかは謎である。
オチは・・・もちろんねえ!!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます