久々に安倍先生のHPを見てみたら、灰羽の脚本集が6巻まで出ていると判明。今最も欲しい本が一ヶ月も前に発売されていたとは…ひぐらしに気がいっててチェックが適当になっていたorz
今度の脚本集はクウの巣立ちやラッカの夢といった非常に濃密な中盤の内容を扱っている。資料的価値は言うまでもないが、井戸が何を象徴しているのかなど確認したいことも多い(※)。通販で買ってもいいけど、これは久々に不毛の地へ遠征せにゃいかんかもね。久々に燃えてきたぜ…
※
ちなみに現時点では「胎内」だと考えている。そしてそこを軸とした「回帰」と「再生」が第8話の主題なのではないだろうか。もっとも、その「胎内」で鳥の死骸と出会っているし、そもそも灰羽自体が「再生」的存在なため、この見解に確信を持てないでいる。
今度の脚本集はクウの巣立ちやラッカの夢といった非常に濃密な中盤の内容を扱っている。資料的価値は言うまでもないが、井戸が何を象徴しているのかなど確認したいことも多い(※)。通販で買ってもいいけど、これは久々に不毛の地へ遠征せにゃいかんかもね。久々に燃えてきたぜ…
※
ちなみに現時点では「胎内」だと考えている。そしてそこを軸とした「回帰」と「再生」が第8話の主題なのではないだろうか。もっとも、その「胎内」で鳥の死骸と出会っているし、そもそも灰羽自体が「再生」的存在なため、この見解に確信を持てないでいる。
井戸が「胎内」であり「回帰」と「再生」を主題としているという考えはおもしろいですね。
井戸について、単純にラッカの「再生」とは考えたことがあっても、
そこが胎内だと考えたことはありませんでした。
脚本集にあるのかなあ…
水のイメージが挿入されてますし、それによってラッカが水を得るという暗示なのかも、確かに胎内、というのも考えられますね。
カラス=トリックスター=レキを関連づけてしまうのは私だけでしょうか、ラッカはカラスを恐れなかったから、レキを救えたのか、それともレキはラッカのカラスそのものなのか・・
井戸のイメージについて
枯れ井戸が死のメタファーというのはあるかもしれません(その場合でも、再生の媒介になる点で「胎内」という見方と類似します)。ただ水に関して言えば、それが前世(?)で自殺する時のものである以上、(少なくともラッカに関して)肯定的なイメージを持たされていないと私は考えます。
「カラス=レキ?」
仮に前世で接触があったとしても、そもそもレキの方が先に死んでいますから無関係だと思います(※)。ラッカがレキを救えたのは、同じ自殺の「罪」を背負った上でそこから再生したからだ、とストレートな解釈でいいのではないでしょうか?
※
グリの街と前世の世界が時間的に全く同じかどうかは不明ですが、最後に出てくるもう一人の幼いレキの姿から推測すれば、レキが死んだのはかなり前のことです。一応、グリの街に転生(?)するまでに各々タイムラグがあって…といった穿った見方もできなくはありませんが、仮にそうだとしても自ら死を選んだレキにラッカの自殺を引きとめようとするだけの余裕はなかったのではないでしょうか。