羽入に関しては、梨花への思いやりを考慮に入れなければ以下のような推測も可能である(ちなみに、祭編の世界では梨花以外にも姿が見えるようになっているので、羽入が以下ような考えを持つ必要が全くないことも付け加えておこう)。
羽入は発症者の暴走、すなわち世界の終焉と繰り返しを無意識に望んでいた
梨花しか話せる相手がいないため、羽入は梨花がいなくなるのを恐れており、そのため現在の状況が続くのを望んでいる。またプレイヤーが繰り返し見てきたように、雛身沢症候群の発症は世界の終焉と密接に関係している。そこから、世界の繰り返しを望む羽入が、世界の終焉(と繰り返し)に繋がる発症者のストークキングを無意識的に行っていたという可能性が考えられる。なお梨花と羽入の関係について言えば、祭編で提示されたように、女王感染者の特徴つまり村人からの尊崇が子へと継承されることから、梨花に備わった羽入と交信する力もまた、梨花が子供を出産した時点で消滅することもありえる(子は九代目なのでそちらの力は継承はされない)。そう考えた場合、梨花と交信できるタイムリミットは実質的に彼女が成人するくらいまでとなる(つまりあと十年くらい)。そして羽入のネガティブ思考からすれば、おそらく彼女はこちらの可能性を重視していたのではないかと推測される。
解決してしまえば残り10年だが、くり返すならいけるところまでいける(実際、100年程度はもったわけである)。そのような考えから、自分と交信できる人間が再びいなくなることを恐れる羽入は事件解決に消極的になり、さらには無意識で解決を望まない気持ちすら持っていたのではないか?そしてそれが、「発症者のストーキング」という世界の終焉を導く行動に結びついたのではないか?そのように考えられる。
もっとも、梨花への思いやり(もちろん利己的な要素も含んでいるけれど)が随所で見られるから、上のような方向性で作者は書いていないと推測される。また羽入が、成人した梨花がどう変化するのかどれだけ考えていたかも疑わしい(第三者のプレイヤーゆえにそういう流れも考え付くけど)。
まあ単に提示された内容だけ見ればこんな思考遊びも可能ってことで、ご参考までに。
羽入は発症者の暴走、すなわち世界の終焉と繰り返しを無意識に望んでいた
梨花しか話せる相手がいないため、羽入は梨花がいなくなるのを恐れており、そのため現在の状況が続くのを望んでいる。またプレイヤーが繰り返し見てきたように、雛身沢症候群の発症は世界の終焉と密接に関係している。そこから、世界の繰り返しを望む羽入が、世界の終焉(と繰り返し)に繋がる発症者のストークキングを無意識的に行っていたという可能性が考えられる。なお梨花と羽入の関係について言えば、祭編で提示されたように、女王感染者の特徴つまり村人からの尊崇が子へと継承されることから、梨花に備わった羽入と交信する力もまた、梨花が子供を出産した時点で消滅することもありえる(子は九代目なのでそちらの力は継承はされない)。そう考えた場合、梨花と交信できるタイムリミットは実質的に彼女が成人するくらいまでとなる(つまりあと十年くらい)。そして羽入のネガティブ思考からすれば、おそらく彼女はこちらの可能性を重視していたのではないかと推測される。
解決してしまえば残り10年だが、くり返すならいけるところまでいける(実際、100年程度はもったわけである)。そのような考えから、自分と交信できる人間が再びいなくなることを恐れる羽入は事件解決に消極的になり、さらには無意識で解決を望まない気持ちすら持っていたのではないか?そしてそれが、「発症者のストーキング」という世界の終焉を導く行動に結びついたのではないか?そのように考えられる。
もっとも、梨花への思いやり(もちろん利己的な要素も含んでいるけれど)が随所で見られるから、上のような方向性で作者は書いていないと推測される。また羽入が、成人した梨花がどう変化するのかどれだけ考えていたかも疑わしい(第三者のプレイヤーゆえにそういう流れも考え付くけど)。
まあ単に提示された内容だけ見ればこんな思考遊びも可能ってことで、ご参考までに。
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