では、前回の覚書の続き。
○崇編神社での会話(圭一、鷹野、富竹)
鷹野「サンタクロースの正体は?」
圭一「どんなものの正体だって最終的には人間です。だってここには人間しかいない世界なんですから、全ての現象は人間で解明できるはずです。」
(これを鷹野が肯定する発言が続く)
※「ひぐらし:神の解体から創造へ」、「ひぐらし:神の解体から創造へ2」を参照。
○相談しようとしない、打ちひしがれた梨花
⇒皆編の話。鉄平が来ると必ず惨劇に終わる(その原因となる圭一たちに相談もできない)。「圭一までお休みしましたから…とても心配しましたのですよ」という発言はクギを刺すためのもの。
○圭一が魅音を呼び止めるタイミングの違い(鉄平殺しの依頼)
原作では分かれ道かつレナがいる前でだった。その不自然さを考慮してかPS2版では魅音が単独でいる時に学校内で話を持ちかけている。
○魅音への相談
前編のエピローグに類似したシーンを途中に置くことで、崇編がそれから先を見せる、という意思を明示している。しかしこのシーン、当時はそこまでなかったけど、今見ると随分独善的というか自分勝手だなあと思う。とすれば、かつてはそれだけ圭一視点に引きずられていたのだろう。
○「お前が犯人だろうと助けてやる」+もう一人の圭一
綿編の行動・発言に繋がる。
↓
村全体での圭一のアリバイ作り
詩音が孤軍奮闘して失敗した悟史のそれとの対比。それは圭一が北条家でないだけでなく、魅音の罪悪感の大きさ、つまり救いたいという必死さの違いが根底にあると思われる。綿編の魅音の犯行に対する圭一の行動と表裏一体をなす(もっとも、この解釈はかなり今だから言えることだけど)。
○入塾テストとサイコロ
⇒皆殺し編の世界観、サイコロとギリシア悲劇
○殺害翌日の魅音・レナの発言の不可解さ
圭一の症候群が発動していることと関連(前夜の足音から明らか)。
○大雨の中を穴掘りに行く圭一
ランタンの回収があるとはいえ、いかに慌てていたかがわかる
○風呂から救い出されたばかりの沙都子
その状況で狂った世界の話をしてしまうあたり、いかに圭一が周りが見えなくなっていたかわかる。
○追いかける圭一=鬼編との対比
○沙都子「何か悪いものが乗っ取って、悪事に駆り立てただけ」⇒症候群
○突き落とす沙都子⇒親殺し(厄醒まし編の記事も参照)
○大石の策略=鬼編で圭一と飯を食い、園崎側の反応を見る
これについては、「ひぐらし鬼隠し編再考」ですでに書いたとおりだが、お疲れ様会では入江が大石の策略であることを肯定するような発言をしている。とすれば、単に事件の話をする雰囲気に合わなかったというのが場所が変更された理由なのだろう。もっとも、それならあの圭一のモノローグは誤解を与えるものであってあまりうまくないと思うが。
○大災害における奇妙な部分
ガス殺人だとしたら、午前6時に雛身沢そばの住人達が訴えたという話の内容がおかしい。「めまい、吐き気」は梨花の死による雛身沢症候群の影響なのかもしれないが、それでも「腐乱臭」はないだろう。とすれば、虫などの死骸が転がっていたことから火山ガスでの災害を偽装工作した影響か、もしくは訴え自体が捻じ曲げられて報道されていると考えるべきだろう(後者も国家レベルなので比較的容易だ)。
とまあこんなところで。てゆうか早くPS2オリジナルの話をやってみてえなあ…
○崇編神社での会話(圭一、鷹野、富竹)
鷹野「サンタクロースの正体は?」
圭一「どんなものの正体だって最終的には人間です。だってここには人間しかいない世界なんですから、全ての現象は人間で解明できるはずです。」
(これを鷹野が肯定する発言が続く)
※「ひぐらし:神の解体から創造へ」、「ひぐらし:神の解体から創造へ2」を参照。
○相談しようとしない、打ちひしがれた梨花
⇒皆編の話。鉄平が来ると必ず惨劇に終わる(その原因となる圭一たちに相談もできない)。「圭一までお休みしましたから…とても心配しましたのですよ」という発言はクギを刺すためのもの。
○圭一が魅音を呼び止めるタイミングの違い(鉄平殺しの依頼)
原作では分かれ道かつレナがいる前でだった。その不自然さを考慮してかPS2版では魅音が単独でいる時に学校内で話を持ちかけている。
○魅音への相談
前編のエピローグに類似したシーンを途中に置くことで、崇編がそれから先を見せる、という意思を明示している。しかしこのシーン、当時はそこまでなかったけど、今見ると随分独善的というか自分勝手だなあと思う。とすれば、かつてはそれだけ圭一視点に引きずられていたのだろう。
○「お前が犯人だろうと助けてやる」+もう一人の圭一
綿編の行動・発言に繋がる。
↓
村全体での圭一のアリバイ作り
詩音が孤軍奮闘して失敗した悟史のそれとの対比。それは圭一が北条家でないだけでなく、魅音の罪悪感の大きさ、つまり救いたいという必死さの違いが根底にあると思われる。綿編の魅音の犯行に対する圭一の行動と表裏一体をなす(もっとも、この解釈はかなり今だから言えることだけど)。
○入塾テストとサイコロ
⇒皆殺し編の世界観、サイコロとギリシア悲劇
○殺害翌日の魅音・レナの発言の不可解さ
圭一の症候群が発動していることと関連(前夜の足音から明らか)。
○大雨の中を穴掘りに行く圭一
ランタンの回収があるとはいえ、いかに慌てていたかがわかる
○風呂から救い出されたばかりの沙都子
その状況で狂った世界の話をしてしまうあたり、いかに圭一が周りが見えなくなっていたかわかる。
○追いかける圭一=鬼編との対比
○沙都子「何か悪いものが乗っ取って、悪事に駆り立てただけ」⇒症候群
○突き落とす沙都子⇒親殺し(厄醒まし編の記事も参照)
○大石の策略=鬼編で圭一と飯を食い、園崎側の反応を見る
これについては、「ひぐらし鬼隠し編再考」ですでに書いたとおりだが、お疲れ様会では入江が大石の策略であることを肯定するような発言をしている。とすれば、単に事件の話をする雰囲気に合わなかったというのが場所が変更された理由なのだろう。もっとも、それならあの圭一のモノローグは誤解を与えるものであってあまりうまくないと思うが。
○大災害における奇妙な部分
ガス殺人だとしたら、午前6時に雛身沢そばの住人達が訴えたという話の内容がおかしい。「めまい、吐き気」は梨花の死による雛身沢症候群の影響なのかもしれないが、それでも「腐乱臭」はないだろう。とすれば、虫などの死骸が転がっていたことから火山ガスでの災害を偽装工作した影響か、もしくは訴え自体が捻じ曲げられて報道されていると考えるべきだろう(後者も国家レベルなので比較的容易だ)。
とまあこんなところで。てゆうか早くPS2オリジナルの話をやってみてえなあ…
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