ブロッコリーと和解した日

2023-10-01 17:52:20 | 飯関係

 

 

書きたいことが大量に増え続けるもんで、そろそろ脳内の思考をそのまま文章にする機械発明してもらっていいすか( 。∀ ゜)?

 

どうもゴルゴンです。こないだ指扇近くの「漫々亭」という町中華を紹介したのに続き、今回は高円寺の「天すけ」の感想を書かせていただきやす。

 

怪しい天気を気にしながら、14:00前に店へ到着。昼飯時を外したつもりだったんだが、休日だもんでかなーり並んどりますなあ・・・

 

 

 

およそ1時間待ち程度と予想するが、そのためにこないだ買った『日本人無宗教説』なんかを持ってきたわけで、準備万端なワイに死角なし!(・∀・)

 

なるほどなるほど、「日本人は無宗教か否か」は扱わないとあらかじめ宣言されているが、日本人無宗教論がどのように展開してきたかってのは実に興味深いね。自分も日本人の無宗教に関しては興味をもって色々調べてきたが、その言説を本やらネットの俗論やら色々見て出した結論が、「脱亜入欧的オリエンタリズム」だったわけで、つまりは日本人の自己像のあり方を理解する上でもそういう比較分析は役に立ったと思ってるからね~。

 

そんなことを考えているうちに、60ページほど読んだところで入店できましたよと。

 

着席して盛り合わせ定食+卵を注文し、動画視聴に切り替えやや待つ。

 

 

 

 

最初に運ばれてきたのがコチラ。

 

なんか居酒屋のB級グルメとかでありそうな感じやが、天かす+卵ってなんか見てるだけで破壊力抜群よね。右上の天つゆは最後にぶっかけろってことかな(違う)?

 

仕組みとしては一気に出されるのではなく、上がった天ぷらをどんどん前に並べてくれるシステムなので、それを待たずに食べ始めるワイ。

 

・・・!?

・・・・・・!!?

 

何じゃあこりゃあ!!美味すぎるやろ😭甘い卵に香ばしい天かすのゴールデンコンビが一口ごとにヴァルハラへと導きますよと😇

 

いやもうこれだけで十分ではないか、と思えるほどの完成度。

 

神域の天かす飯、俺でなきゃ見逃しちゃうね(妄想)。

 

で、

 

 

その後は運ばれてくる天ぷらをタイムリーに食していくのだが、初っ端のインパクトがあまりにでかすぎて、なんというか普通の感心レベル(この表現もおかしいが)にしかならない。

 

まあ花山式ためパンチ食らったら、その後は独歩だろうがバキだろうが烈先生だろうがまあインパクトは薄いよねという謎理論で納得しかけていたら、中盤思わぬ伏兵がいた。

 

それがブロッコリーである。

 

最初は「へ~、ブロッコリーの天ぷらって珍しいやん」くらいの心持ちでいた。

 

というのも、ブロッコリーというのは我が生涯において「天敵」とは言わないまでも、良薬口に苦し的存在で、一度たりとも喜ばしいものではなかったからである。

 

しかし・・・

 

美味っ!てか甘っ!!😍

 

サクサクの食感・香ばしさ・甘さ・・・心技体全てが揃った武神のごとく、それは完成されていた。

 

予想しなかったパンチは、身構えて食らうそれよりダメージがデカいが、今の私はブロッコリーによって一撃で失神するほどの衝撃を味わっていたと言っても過言ではなひ😇

 

なるほど、こういうものは揚げることで苦味が飛び、大きく印象が好転するという経験は他でもしたことがある。

 

例えばナスがそうで、それまでブロッコリーと同様のポジションにあったそいつは、大学時代に「珍味」という店でからっと揚げられたナスの定食を食った際あまりの美味さに感動し、爾来私の朋友となり、今やすでにソウルメイトの一人である。

 

いやてゆうかさあ、ブロッコリーでもナスでもセロリでも何でもええけど、もっとこう美味しく食べれる工夫ってできんのかね?生野菜信仰があるのかしらんが、苦味があるものを身体にええから食えとか言われても子供なんかにとっちゃあ全く説得力ないし、むしろナス=敵みたいな状況じゃあただの拷問ですぜ旦那(『この世界の片隅に』なんかで描かれているが、食糧事情の厳しかった戦中でさえ、政府が勧めた楠公飯はまずくて食えたもんじゃねえって声が上がっていたわけで、いわんや飽食の時代をやである)。

 

あくまで美味しいという経験があるからこそ次も食べたいor他の調理法でもまあ食べてもいいかなってモチベーションになるわけで、そういう工夫もなしにただ詰め込むのは、学校の勉強を意義も達成感も与えられることのないまま詰め込まれるのと似ている(押し付けさえすりゃあ何でも唯々諾々と従うなんてわけもないし、仮にそういう人に育つんなら、そりゃあ「思考停止した自動機械」みたいな人間傾向になるのは当然やと感じるが、あなたどう思いマスか?)。

 

そんなことを思いながら、ブロッコリーとの歴史的和解を成し遂げた私は、思わず天を仰いだのであった・・・

 

てな具合で二度のサプライズを経験しながら、

 

 

 

残りの品にも舌鼓を打ちながら全てを平らげ、この店を後にしたのであった。

 

次は丼物に挑戦したいと思う。

 

I shall return!!


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