ようよう第四話を見終わったが、さてさてこいつはなかなかコメントが難しいねえ(なお、第三話のテーマに関する考察はこちら)。とはいえまあ一言で言ってしまうと、「冗長」ってところかな。
「ひぐらし業」における綿騙し編の解答編ってのはもちろんわかるとしても、そこに何の驚きもないので見ていて微妙な感情になると言うかね・・・以下、簡単に列挙するとこんな感じ。
・「過去の経験(信用や絆)がむしろ仇となる」のはとっくにわかりきった話なので、それをいちいち言葉で説明されても冗長としか感じられん(その演出で徹底して梨花≒旧作からの視聴者を翻弄したわけだしね)。
・鉄平の対応がわざとらしい演出w
この辺を見ると、製作者サイドも視聴者が「見たわー!!(M-1 2003笑い飯並感)」って反応するのを見越して作ってるなこりゃwww
・チートウマ娘(違う)からの~銃ゲットだよ♪
いやまあひぐらし業で銃が出てきたから(何だったら猫騙しはそこで止まってる)、その道具立ての説明ってことなんだろうけど、ぶっちゃけここまでバーリトゥード状態の沙都子が、銃を秘かに購入しているシーンを描いてもサンペンスにもスリラーにもならんのよな(だからそこに尺を割かれても冗長にしか感じない)。入江研究所の内部すら知悉してるんだから、山狗の武器とか盗む方が早くね?とすら思うわけで。
あるいはまあひぐらし業の描写をひっくり返すようであれだけど、ここまでするくらいなら無免許でも買えるボウガンとか用意する方がよほどリアリティあるわ。
まあ唯一希望を見出すとすれば、銃は前述のように猫騙し編の終わりで意味ありげに出てきたガジェットだから、ここまで見せといて「が、ダメ!(不発)」なんて展開とかあるのかもしれんが。
・注射器放置かい!
せめてゴミ箱に捨てるとかしろよ!なんつーかさっきの鉄平のもそうだけど、描写が突っ込み待ちになってないかい( ̄▽ ̄;)??
という感じですかね~。まあ真面目に分析するならカレンダーとかも毎回チェックして・・・とかやらないかんのだろうけど、前にも書いたように細かい技術論的な部分をあれこれ考えてもしゃあない段階にきてると(少なくとも俺は)思っている。つまり、結局この話(もっと言えば「絆と呪縛」というテーマ)をどういうところに着地させるさせるか、でしかないんだよね。
じゃなければ、雛見沢を出るという梨花の意思を変えるのに、これほどループを繰り返す必要性は全くない。スゲーわかりやすく言うと、「死なないレベルで肉体を破壊する」とか、いくらでもやりようがあるのでね(そういや入江センセはロボトミー手術の研究もされてたんでしたねニパー)。
まあそれもあって今回の描写は鬼明し編と比べても大変冗長で、ちょっと擁護しがたい内容でしたよと。これはあと二話分も嫌な予感がしてきたのうという心境ですが、まあ一応は最後まで見届けたいひと思ふ。
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