A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

(52)喜望峰

2007年05月10日 21時37分24秒 | 南半球膝栗毛
第22日目 3月3日 3/6
続いて喜望峰・ケープオブグッドホープ
アフリカ大陸最南西の地点。

場所が最南西と云うだけで、その地点は海岸に突き出した
何の変哲も無いゴツゴツした小さな岩山。
何故かライン川のローレライを連想した。

世界名所 3大ディスアポイントメントと言うのがあるそうだが
それは、ベルギーの小便小僧、人魚姫の像、ローレライ
何か納得出来る様な気がする。
ここもそれに準じるかも。




沖から波がどんどん押しかけて来る。
風もビュービュー冷たいし将に”最果ての地”だ。
ミスターマスダの写真の腕前では
その荒涼たる雰囲気は表現しきれていないのが残念。




このケープ・ポイント、ケープ・オブ・ホープ(喜望峰)一帯は、
世界でも有数の景勝地の一つで、
近年は映画のロケや、日本でも、ここに至るドライブウエイは
高級車のコマーシャルにしばしば使われているようだ。
本当に美しい所である。

次の見学はペンギンのサンクッチャリー「ボルダーズビーチ」。
ドライブウエーでビーチに向かう道すがらダチョウの大群に遭遇。
自然保護地区になっているこの地域には、ダチョウを始め、
野生の鹿「ボンテボック」やチャグマヒヒが海辺で自在に遊んでいる。
1200種類にも及ぶ植物も自生しているそうだ。





(51)ケープ・ポイント

2007年05月10日 20時55分11秒 | 南半球膝栗毛
第22日目 3月3日 2/6
昼食後  本日のハイライト ケープポイントへ。

心配していた天候も何とか雨も上がり視界も良くなって来た。

ケープ・ポイントには
今でも現役の古い灯台がある。

ケープ・ポイントへのドライブウエーの沿道には手付かずの自然が残されている。
野生の山羊(ボンテボック)の一種か群れになって草を啄ばんでいる。



灯台は岬の突端の岩山の上
ちゃちなケーブルカーに乗って山頂へ。



観光地によくある道標
NYまで12541キロ、パリは?南極は?
思い思いにその方角に眼を凝らす。






ケープ・ポイントは大西洋とインド洋の交わる所
画面 右の海面が大西洋 左がインド洋。
冬場は海は大層荒れるそうだ。




(50)海豹(あざらし)

2007年05月10日 09時11分02秒 | 南半球膝栗毛
第22日  3月3日 朝  1/6
霧のような雨が断続的に降っている。
昨晩はホテル替わりにセレニティー号に宿泊していたので
今朝が本当に船を離れる日だ。
午前9時下船 乗組員が総出?で見送ってくれる。
日本料理店の大将の心尽くしの弁当をバッグに入れて
岬観光に向かう。

途中 海豹(あざらし)の生息する岩礁を小型船の上より見物。
ここにも立派なヨットハーバーがある。羨ましい限りである。
ここから観光船も出ている。
生憎 雨足も強くなる。



海豹見物の観光船は100人乗りぐらい。
雨交じりの風が肌に寒い。



岩礁に着くと海豹が沢山で出迎えてくれる。




ランチは近くのレストランで海老を中心としたシーフード。
賑やかなオーストリーからの観光客でレストランは騒がしい。
岬の芸人が雨のためレストランに出張してきている。
本人はポセイドンの積りらしい。
体調を考え禁酒。



雨は降り止まない。
午後からはケープ・ポイント、喜望峰など岬見学の予定だ。
雨では岬見学の興味は半減する。
午後からは止んで欲しい。