ナデシコ科の雑草の代表格ノミノフスマです。この科は花弁は5枚と相場はきまっているのですが、10枚あります。いえいえ、実はこれも5枚で、切れ込みが大変深いので10枚に見えているものです。ハコベも結構切れ込みが深くて10枚に見えるのですが、これほどではありません。それはそうと、雌しべの先は3裂していますね。おしべの数は10本なので花弁数やおしべ数は5の倍数であるのに、なんで雌しべのほうは3という数なのか?
各種の花にはこの数字に規則性がありそうで、しっかりとした考え方が示されていないような気がします。元になる細胞の分裂の様式に何かしら秘密があるのでしょうか。
各種の花にはこの数字に規則性がありそうで、しっかりとした考え方が示されていないような気がします。元になる細胞の分裂の様式に何かしら秘密があるのでしょうか。