森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

コウノトリ目撃 3

2010年04月16日 | 自然観察日記
 調べてみると、県内にコウノトリが訪れていることが分かり二度びっくり!3月20日の新潟日報で報道されていました。この写真はそのときに載ったもので、小林嘉勝さんという方が撮影されたのだそうです。そのときのネットの記事は以下のとおりです。

『福島潟にコウノトリ飛来 17年ぶり、野鳥愛好家が目撃
  幸せを運ぶとされる国の特別天然記念物コウノトリが19日、新潟市北区の福島潟に飛来した。全身が白く、翼の先とくちばしが黒いのが特徴で、福島潟で確認されたのは1993年4月以来、17年ぶり。
 19日午後2時半ごろ、野鳥愛好家の小林嘉勝さんらが、北の方から飛んで来くるのを目撃し、田んぼに降り立ったところをカメラに収めた。情報が寄せられた「水の駅ビュー福島潟」は、保護・増殖活動に取り組む兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市)へ照会。足輪の色から、2008年4月にふ化した雌と識別された。    新潟日報2010年3月19日』

 この記事を見て確信しました。長岡近辺にコウノトリがいますよ。是非探してみてください。見つけたら長岡科学博物館に知らせてあげてください。

コウノトリ目撃 2

2010年04月16日 | 自然観察日記
 彼がなかなか来ません。到着したのはそれから40分くらいした時で、運悪くこの間に対象の鳥は農作業で来た車に追い立てられて飛び立ってしまいました。当初は100mくらいの距離でしたが、そこからさらに100mくらいの奥に飛び立ってしまいました。降り立ったカヤの原を一応確認したものの、堤防からの目線が低すぎてFさんが到着した時には降りた辺りでは確認出来ずじまいでした。残念!。証拠もないのにコウノトリだといっても信じてくれる人もいないでしょうが、このまま口閉ざすのも出来そうにないのでお話しました。この写真は、飛び立った直後のものなのですがなんとなく影が分かりませんか?

コウノトリ目撃 1

2010年04月16日 | 自然観察日記
 14日、訳ありで日本赤十字病院の6Fの休憩ホールから脇を流れる信濃川をなんとなく眺めていたときです。堤防下に広がる畑地に大きな鳥がゆったりと舞い下りました。アオサギかな・・と気を留めるわけでもなくしばらく眺めていましたが、一瞬「違う!」と脳のどこかが叫びます。「まさか!」・・。鳥に余り詳しくない私ですから、疑心暗鬼になって頭の中の図鑑を必死でめくっていました。でもやっぱりそこでの結論は「コウノトリ」です。県内はトキで右往左往ですが、それ以上に貴重なはず。このまま見過ごすわけには行きません。それを確認すべく野鳥の会の重鎮Fさんに電話して、「仕事中でもこっちのほうが重要だよ」と呼びつけて確認してもらう手はずをとりました。
 その間、私は病院を飛び出して脇の堤防に上がり、彼が来るまで対象を見逃すまいと必死です。あいにく愛用のカメラはありません。しかたなく携帯のカメラで対象を狙ってみたものの案の状の解像で話になりません。
 コウノトリ:1m以上で大型(アオサギ以上)、翼の先は黒くその他は白。嘴は黒っぽい。