ネジバナの語源となる「ねじれ」の現象を調べてみると2種類あることに気づきます。「ねじれ」いわゆる「らせん」の問題は生物にとってはとても興味深い形質であり、ある意味DNAを見ても分かるように根源的な形質だとおもいます。
ネジバナの「らせん」は上に向かって「右らせん」と「左らせん」が確認できます。一部ねじれない変わり者の散見されますが、どちらかになっていますね。この写真は右らせんの個体です。
ネジバナの「らせん」は上に向かって「右らせん」と「左らせん」が確認できます。一部ねじれない変わり者の散見されますが、どちらかになっていますね。この写真は右らせんの個体です。
この写真は左らせんの個体。右らせんと左らせんの出現率は幾分右らせんの方が多い場所もあったのですが、半々というところでしょうか。単純なメンデルの遺伝の法則にしたがっているとするとどう解釈したらいいのでしょうね。ともかく遺伝現象を解くとしたら交配実験をきちんとしないと解決できません。