森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

キバネセセリ

2010年07月05日 | 自然観察日記
先日、ダイミョウセセリを載せましたが今回はキバネセセリというセセリチョウです。里山にいろいろな昆虫が復活しているような気がするのですが、このキバネセリモそのうちの一つで昨年は見かけなかったものなのです。偶然なのかもしれませんが2頭も3頭も飛来して部屋の中まで飛び込んでくるしまつです。PCのプリンターに止まって撮影されるのを待っている風情。自然の動植物と一緒に戯れることが出来る・・何より幸せなことですね。

ヨツスジハナカミキリ

2010年07月05日 | 自然観察日記
カミキリ虫には幹を食い荒らす厄介なものと花などに集まってくるタイプのものがあります。といっても仔細なカミキリムシの生態には精通していませんので、クレームが来るかもしれません。漠然とした捕らえ方でいいとも思えませんが、私の中では害虫と益虫という区別で彼らを見ているようです。
このハナカミキリは後者でシシウドなどの花に良く集まってくる種類です。でも、まだ彼らが好きそうな花が少ないので少し早まったのか地面を這いずり回っていました。

トリアシショウマ

2010年07月05日 | 自然観察日記
ハナカミキリの好みそうな花がようやく見られるようになりました。里山にはトリアシショウマの白い花があちこちに咲き出して、林を渡る風で揺らいでいます。花が少な目のこの季節、トリアシショウマの白い花は梅雨空であってもすがすがしさを与えてくれる存在です。