森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

スジボソヤマキチョウ

2010年07月21日 | 自然観察日記
花の変わりにトンボやチョウの数が目立って増えています。これはスジボソヤマキチョウというシロチョウ科のチョウです。この淡い緑色がとても綺麗です。でも、動かないと回りに溶け込んで容易に見つけることは出来なくなります。似た種にヤマキチョウというのがいるのですが翅の尖り方が鋭いことからスジボソと判断しています。あまり飛翔するのが特異でないのか直ぐに花や葉に止まってしまいます。

サカハチチョウ

2010年07月21日 | 自然観察日記
春に出現した個体とはかなり様子が異なってきました。世代交代をしたのでしょうか。いわゆる夏型というタイプの個体が舞っています。春型に比べやや大きく赤みがないので区別できます。タテハチョウ科のチョウです。

ルリタテハ

2010年07月21日 | 自然観察日記
あまり翅を広げて止まることが少ないのですが、偶然コンクリート敷きの軒に飛来し翅を広げて休んでいます。何をしているのかよく分かりませんが、ときどき手の届くような範囲に訪問してくれるのも自然が豊かになってきている証なのでしょうか。だとしたら嬉しい頃ですね。

メスグロヒョウモン

2010年07月21日 | 自然観察日記
ヒョウモンチョウも何種かが舞っています。丘陵公園に多いのはメスグロヒョウモンでオカトラノオの花に群れて吸蜜しているのをよく見かけます。これはオスの個体でメスは文字通り黒っぽい紋様のチョウで、一見同じ仲間とも思えません。